ガーデニングを始めてみたいと思っている方の中には「花を植えてみたいが育てられるか不安…」「日当たりが良くなくて、何を植えたらいいのか分からない」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときは、丈夫で育てやすいのに毎年開花し、半日陰にも植えられる植物を選ぶのがおすすめです。開花時期が違う植物を数種類植えれば、ローメンテナンスなのに四季の移ろいが楽しめる庭をつくることができますよ。
今回は、半日陰に植えっぱなしで毎年花が咲く、育てやすい多年草や球根植物を厳選して3種、参考価格とともにご紹介します。
1. この記事で紹介する「半日陰OK!初心者でも育てやすい多年草3選」
- スイセン[冬~春]
- ヒューケラ(ツボサンゴ)[晩春~夏]
- シュウメイギク[秋]
記事の最後では「日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い」についても、わかりやすくお伝えします。
2. 半日陰の庭に植えっぱなし!初心者でも育てやすい多年草3選
2.1 スイセン
- 開花時期:晩秋~冬、冬~春(品種によって異なる)
暑さにも寒さにも強く、丈夫で育てやすいことから公園や観光地に植えられることも多いスイセン。
定番の白や黄色の一重咲き以外にも、オレンジやピンクの花が咲く品種や、華やかな八重咲きなど多くの色・形が流通しています。和風の庭はもちろん、ナチュラルガーデンや洋風の庭にもオススメです。
球根の植え付け適期は秋。多湿が苦手なので、水はけの良い日なたから半日陰で育てましょう。
※参考価格:100円~400円前後(球根1球)
2.2 ヒューケラ(ツボサンゴ)
- 開花時期:晩春~夏
春の終わりから初夏にかけて、釣り鐘型のかわいい小花を咲かせるカラーリーフ、ヒューケラ。開花する期間は短いものの、一年中キレイな葉色で庭や花壇を彩ってくれる常緑多年草です。
品種が非常に多く、葉の色・形・大きさのバリエーションが豊富。同系色や反対色のヒューケラを数種類植えれば、おしゃれでカラフルな庭をつくることができますよ。
植え付け適期は春。ほったらかしでも育ちますが、開花後に花茎を元から切り取り、傷んだ葉も取り除いておくと見栄えが良くなります。また、春と秋に固形肥料を与えると元気に育ちやすくなります。
※参考価格:400円~900円前後(3号ポット苗)
2.3 シュウメイギク
- 開花時期:秋
夏の暑さが和らいだ頃、アネモネのような優しい花を咲かせるシュウメイギク。秋風に揺れる姿は野趣あふれるナチュラルな雰囲気です。
花色は白・ピンク・白とピンクの複色などと少なめですが、八重咲や草丈が違う品種も販売されています。庭や花壇の後方に植えたいときは背が高い高性種を、前〜中列に植えたいときはコンパクトな矮性種を植えるなど植えたい場所に合わせて選びましょう。
植え付け適期は春と秋。育てやすい植物ですが、夏の強い西日が苦手です。午後からは日陰になるような場所で育ててください。
※参考価格:500円~900円前後(3号ポット苗)
3. まとめにかえて
植えっぱなしで何年も花が咲く多年草は、ローメンテナンスの庭には欠かせない存在。年を重ねるごとに大株になったり、花付きが良くなったりなど、変化が楽しめるのも多年草を育てる醍醐味だといえるでしょう。
本記事で紹介した植物以外にも、アジュガやギボウシなど、半日陰で育てやすく毎年花が楽しめる多年草はたくさんあります。時間に余裕があるときは、限られた時期だけを元気に彩る一年草を添えるのもステキです。
ぜひ多年草を上手に取り入れ、一年を通して花が楽しめる庭をつくってみてくださいね。
4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
さいごに、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いも整理しておきましょう。
- 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
- 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
- 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
- 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。
今回ご紹介した植物は「半日陰」を好む植物たち。日なたでは葉やけや暑さ、水切れなどでうまく育たない可能性が高いため、少し日当たりの悪い環境に植えたほうが元気に育ちます。
完全な「日陰」では花つきや葉色が悪くなりがちなので、植えたい場所の日当たりを確認してから植物を選ぶのがおすすめです。




