2. お金を逃がさないために「共働き世帯」がやるといい3つのこと

共働き世帯は二馬力なので、家計に余裕があるイメージがあります。

しかし、やったほうがいい3つのことを知らないとお金が逃げていってしまうかもしれません。

「お金が逃げる習慣を身につけていた」なんてことにならないように、以下でやったほうがいい3つのことを確認していきましょう。

2.1 貯蓄の目標を具体的に立てる

「貯蓄をしよう!」

このように思うのはとても良いことです。

しかし、漠然と思っているだけでは、なかなか貯蓄が増えていかない傾向があります。

そのため、以下は例ですが、貯蓄の目標は具体的に立てるのがおすすめです。

  • 50歳までに1000万円貯蓄する
  • 65歳までに2500万円貯蓄する

いきなり50歳、60歳だとイメージがわかないという人は、5年後までに500万円貯めるといった目標でもよいでしょう。

貯蓄の目標を立てるときは、「いつまでに」「いくら貯める」のかを明確にしてください。そして毎月貯めるべき金額を決めましょう。

2.2 先取り貯金をする

先取り貯金は、収入が入ったらまず貯金をすることです。

生活して余った分を貯金するという考え方が悪いわけではありませんが、その方法ではなかなか貯蓄が増えないのが現実です。

「最初から貯金する分を除いておいて、残りで生活する」、このようにすれば、着実に貯蓄を増やせるでしょう。

上記で計算できた金額を、毎月先取り貯金していきましょう。

2.3 本当に必要なものかよく考える

共働き世帯は二馬力なので比較的収入が高い場合もあり、「共働きだから大丈夫」とついついお金を使い過ぎてしまう場合もあります。

収入が増えても支出が同じように増えると貯蓄が貯まらないので、共働き世帯だからこそ、お金を使うときは本当に必要なものかよく考えてください。

もちろん忙しい日々の中で使うべきお金はありますし、自分へのご褒美なども大切です。

ただし、ご褒美の頻度が多かったり、ほとんど使わないものを買ったりすると、その分貯蓄が増えるスピードが遅くなります。

早く貯蓄を増やしたいなら、本当に必要なのか、じっくり考える癖をつけましょう。