2. 4つの湖の水深を比較すると…

水深の深い湖ランキングTOP10

水深の深い湖ランキングTOP10

出所:国土地理院「調査実施湖沼一覧」を参考に筆者作成

国土地理院が公表している「調査実施湖沼一覧」によると、日本で二番目に水深が深い湖は北海道にある支笏湖で、水深は360.1mとなっています。

支笏湖はおよそ4万年前に支笏火山の噴火でできた埋没地に水が溜まり、形成されたカルデラ湖です。古くから千歳の貴重な水源とされており、周囲は約40km、平均水深は約265m。日本最北の不凍湖でもあります。

日本で一番水深が深いのは、田沢湖(秋田県)の423.4m。三番目は十和田湖(青森県・秋田県)の326.8m、選択肢にあった摩周湖は五番目の211.4mでした。

ちなみに、世界で最も深い湖はロシアにあるバイカル湖。最大水深はなんと1600mを超えており、約2500万年前に形成された世界で最も古い湖と言われています。

3. 北海道の道内総生産は20兆5409億円

ここからは、支笏湖がある北海道について紹介します。

日本列島の最北に位置し、北海道本島と1000を超える島々で構成されている北海道。東西500キロメートル、南北400キロメートルもの広大な道域を有し、国土の約22%を占めています。

2024年1月1日時点の人口は509万3983人で、人口TOP3の都市は以下の通り(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。

  • 札幌市 195万6928人
  • 旭川市 32万436人
  • 函館市 24万218人

経済面を見てみると、2021年度の道内総生産は名目20兆5409億円。一人当たりの道民所得は281万1000円でした。

3.1 調査概要

  • 調査日:2025年4月9日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小野田 裕太