子どもが赤ちゃんの頃は授乳やおむつ替えなどのお世話をしたり、ケガから守るために常に目が離せなかったり、寝かしつけや夜泣きに対応したりと大変なもの。
ただ子どもが大きくなってくると子ども自身ができることがだんだんと増え、徐々にお世話をする頻度も減りますよね。
「3歳になったら、5歳になったら、小学生になったら、高学年になったら…少しは育児がラクになるはず」と考える方もいると思いますが、大きくなればなったで別の悩みも出てくるものです。
この時期はお子さんが小学一年生になられた方もいると思いますが、小学生なると「小1の壁」があります。
今回は3人の子がいる筆者が感じた小1の壁をご紹介します。
1. 毎日の宿題や書類の対応、持ち物チェック
小学生になると基本的には学年に応じてですが子どもの宿題の丸付けを親がします。
宿題は毎日あるので毎日丸付けをしたり、間違いがあれば直してもらって再度丸付けをします。
また低学年の間は筆箱の中身や翌日の時間割の教科書など、持ち物のチェックもあります。
時には「ノートを書き終わってしまった」などと突然言われたり、前もって連絡がありますが図工の持ち物として空き箱やどんぐりなどを家庭で用意して持っていったりすることも。
学校から配られる書類もあり、提出期限によっては平日の間に記入など対応する必要もあります。
保育園のときにはほとんどなかった宿題や持ち物を見る時間が平日の夜に生まれることになります。
2. 平日の昼間に活動する
地域により違いもありますが、授業参観や懇談会、PTA活動、登校班の付き添い、旗振り、個人面談、学童の保護者会などは基本的に平日の昼や夜に行われます。
場合によっては出勤時間の変更が必要だったり、有給をとったり、可能な会社ではリモートワークにしてもらったりなどの調整が必要になる場合もあるでしょう。
3. 長期休暇のお弁当作り
夏休みや冬休みになると給食がなくなるので、学童に預ける場合は基本的にはお弁当を用意する必要があります。
夏休みとなれば1カ月以上ものあいだ、朝早くから起きて、夏なのでなるべくいたみにくい調理や食材を考えながらお弁当作りをすることに。
普段の仕事と家事育児に加えてお弁当作りになるので、体力的にも時間的にも大変になりがちです。
4. 学級閉鎖など突然の休みに対応
基本的に小学校は一年間の予定表をくれますが、前触れもなく突然起こるのが学級閉鎖での休みです。
学級閉鎖となると急に仕事に休みをとる必要がでてきて困る場合もあるでしょう。
5. 共働き家庭は増加。平均年収の男女差はどれくらい?
小1の壁がある一方で、一昔前は専業主婦の家庭が主流でしたが、現代では共働き家庭が主流です。
共働きでもフルタイムからパートタイム、またフリーランスなどさまざまな働き方があります。
国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者のうち1年を通じて勤務した給与所得者の、年代別の平均年収は以下の通り。
5.1 男性の平均年収
- 30~34歳:492万円
- 35~39歳:556万円
- 40~44歳:612万円
- 45~49歳:653万円
- 50~54歳:689万円
- 55~59歳:712万円
5.2 女性の平均年収
- 30~34歳:345万円
- 35~39歳:336万円
- 40~44歳:343万円
- 45~49歳:343万円
- 50~54歳:343万円
- 55~59歳:330万円
上記を見ると、20歳代前半から20歳代後半は男女ともに平均年収が100万円以上増えているものの、30歳以降は男女で差がみられます。
これは女性は育児などで働き方を変える方が多い傾向にあることが影響していると言えるでしょう。
子育て中にどのような働き方を選ぶかは、自身の希望やご家庭の状況によっても異なるもの。
今は学童をはじめファミリーサポートセンターや病児保育、家事代行サービス、食材の宅配サービス、便利家電などさまざまな方法で家事の負担を減らしたり、育児を手伝ってくれたりするサービスもあります。
子育ての悩みは子どもの年齢に応じて変化していくもの。
情報収集も重ねながら、ご家庭に合った小1の壁をのりきる方法を考えてみましょう。
