4. 2025年度の年金額は「4月分(6月支給)」より1.9%の増額改定。支給は6月から

公的年金の年金額は、物価や現役世代の賃金を考慮して年度ごとに改定されます。

2025年度は前年度から1.9%の増額改定となりましたが、昨今の物価上昇率には追い付けず、実質目減りとなっているのが現状です。

なお、今回の改定率が適用されるのは「6月に支給される4月分の年金額」からです。振込額や老齢年金から天引きされる税や社会保険料の金額は、6月に届く「年金振込通知書」で確認できます。