高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。
そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして2024年度にLIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)におこなったアンケート調査の結果もご紹介します。
まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「2025年4月・5月に申し込み締め切り給付型の奨学金」2事業をご紹介していきます。
※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
1. 【返済不要・5月締め切りの奨学金】認定NPO法人キッズドア基金「ゴールドマン・サックス大学受験給付型奨学金(2025年度)」
本奨学金は「経済的な理由で選択肢が限られてしまう高校生に未来を諦めさせたくない」そんな想いから生まれた奨学金です。
また、この奨学金は、ゴールドマン・サックス・ギブズの支援を受け、認定NPO法人キッズドア基金が募集・運営しています。
1.1 【返済不要・5月締め切りの奨学金】認定NPO法人キッズドア基金「ゴールドマン・サックス大学受験給付型奨学金(2025年度)」
【対象の課程】高等学校
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】入学後 2025年4月1日(火)~2025年5月13日(火)21時まで
【支給人数】500人(高校3年生・一浪生500人)
【支給金額/人】15万円
受験応援金5万円+入学準備金10万円(合格者のみ)+受験伴走支援(受験・奨学金情報、オンラインイベント等)
【支給期間】1回限り
【成績制限】ー
【所得制限】ー
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】ー
【専攻分野】専攻分野の指定なし
【専攻分野の詳細】現高校3年生、浪人生(1浪まで)
【資格・条件】
①現高校3年生、浪人生(1浪まで)、または2006年4月2日〜 2008年4月1日生まれの方。※4年生定時制高校または高卒認定後の浪人(1浪まで)の場合、2005年4月2日~2006年4月1日生まれも対象。※学校への在籍は問いません。※5年制高等専門学校は含みません。※特別な事情がある場合はお問い合わせください。
②現時点で、国内の大学・短大進学を志望している方。成績不問。※検討中も応募可。専門学校・海外大学のみへの志望を決定した方は応募できません。
③奨学金の使途が、進学準備または進学関連費用であること。
④所得等に関するいずれかの条件に該当する方。
ア 児童扶養手当受給世帯(ひとり親)※18歳時点で受給対象だった方も可。過去受給証や所得証明で確認します。
イ 令和6年度住民税所得割非課税の世帯(令和5年/2023年の所得基準、収入のある同一家計の家族全員)
ウ 2024年(令和6年)の世帯収入が基準未満*下記奨学金概要のURL参照ください
エ 生活保護受給世帯
オ 児童養護施設に入所、里親養育等、社会的養護下にある方※親族による養育は含まずカ その他特別な事情で、で、実質的にア)~オ)の状況にある世帯 (例:離婚協議中等の実質ひとり親)
【募集団体】認定NPO法人キッズドア基金
【奨学金概要】 ゴールドマン・サックス大学受験給付型奨学金[2025](給付型) 募集開始
2. 【返済不要・4月締め切りの奨学金】公益財団法人G-7奨学財団「奨学金助成(2025年度)」
公益財団法人G-7奨学財団は、G-7ホールディングス(神戸市須磨区)創業者である木下守氏が「優秀な頭脳をもち、大きな時代の流れに対応して、今までになかったビジネスや技術開発、及び、スポーツ等に情熱をもって取り組む人材」に対して支援を行うことを目的として設立されました。
2.1 【返済不要・4月締め切りの奨学金】公益財団法人G-7奨学財団「奨学金助成(2025年度)」
【対象の課程】大学,大学院
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】入学後2025年4月1日~4月20日(消印有効)
【支給人数】120件程度
【支給金額/人】120万円(上限120万円)
【支給期間】助成期間は単年度となりますが、標準修業年限を上限に翌年度以降も継続申請いただくことが可
【成績制限】あり
【所得制限】あり
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】可能
他の奨学金制度との併用・併願は可能(ただし、支給額を調整することがあります。)
【専攻分野】専攻分野の指定なし
【専攻分野の詳細】大学生、高等専門学校生(専攻科のみ)、大学院生(修士(博士前期)課程・博士(博士後期)課程)または専門職大学院課程の各学年
【資格・条件】
・日本国内の大学又は大学院に在籍し(ただし通信制大学及び夜間大学は除く)、学業優秀かつ学修意欲があり、将来社会的に有益な活動を目指す者であって、学資の援助をすることが必要であると認められること。
・日本国籍を有していること。
・他の奨学金制度との併用・併願は可能です。(ただし、支給額を調整することがあります。)
・海外留学の場合は、留学期間中の単位が国内在籍大学の単位とみなされること。(休学し、海外留学を行う場合は要件をみたさないものとします。)
(1)学力基準
学部学生1年生の方は、高校3年間の平均評定値が4.0以上の方とします。学部学生2年生以上の方は、直近1年間の標準GPA(Grade Point Average)が3.1以上の方とします。なお、GPAによる評価基準がない大学については、下記により標準GPAを算出し、判定するものとします。
【募集団体】公益財団法人G-7奨学財団
【奨学金概要】 公益財団法人G-7中奨学財団令和7年度定期公募
いかがでしたでしょうか。
2025年4月・5月締め切りと、まだまだ応募可能な「もらえる」給付型奨学金2事業をご紹介させていただきました。
入学時に新入生に対して募集されることが多い奨学金ですが、今回ご紹介した奨学金のように、高校3年生や、浪人生であっても申し込み可能な奨学金はあります。
本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。
3. 【大学への進学】子供を大学に進学させた人、させる予定の保護者は8割以上
くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)に「お子様の大学進学、おおよびその費用負担に関するアンケート調査」をおこないました。
メルマガ会員の方の中で、お子様がいる方84人に「子供が大学に進学(現在在籍中、これから進学予定のお子様も含む)していたか」について伺いました。
- これから大学進学を予定している 23.8%(20人)
- 現在、大学に通っている 10.7%(9人)
- 過去、大学に通っていた 48.8%(41人)
- 大学進学の予定はない 16.7%(14人)
※設問該当者・回答者84人
過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人を含めると、83%の方が、お子様が大学に進学している(予定である)ことがわかります。
一方で、お子様が大学進学の予定はないという人も、17%いることがわかりました。
4. 【大学生の学費】子供の大学学費は100%負担する(予定)の保護者が約8割
次に、過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人に、学費の保護者負担割合について聞いてみました。
- 保護者が100%負担 78.6%(55人)
- 保護者が 80%負担 5.7%(4人)
- 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
- 保護者の負担は20%未満 4.3%(3人)
- 保護者は負担しない 8.6%(6人)
※設問該当者・回答者70人
約8割の保護者が、学費は全額負担している(する予定)ことがわかりました。続いて、学費以外に必要な費用(主に生活費)の負担割合についても見てみましょう。
- 保護者が 100%負担 62.9%(44人)
- 保護者が 80%負担 14.3%(10人)
- 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
- 保護者が 40%負担 4.3%(3人)
- 保護者の負担は20%未満 5.7%(4人)
- 保護者は負担しない 10.0%(7人)
※設問該当者・回答者70人
こちらは、学費より約1割減の7割の親が100%の負担をしている(する予定)であることがわかりました。
また、1割の保護者は、学費以外の大学生にかかる費用を負担していない(しない予定)こともわかります。大学生になると、アルバイトなど自分で働いてお金を稼ぐことができることも多いため、このような結果になったと推察されます。
そしてもちろん、大学生活を送るにあたっては、奨学金のような修学支援新制度を利用する場合も多くあるでしょう。
毎月一昔前の奨学金制度に比べると、公的なものや民間、企業問わずかなり充実してきています。
経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討してみてはいかがでしょうか。




