2. 4つの道県の「知事の年齢」を比較すると…

知事の年齢が若い都道府県

知事の年齢が若い都道府県ランキング

出所:全国知事会「知事情報を探す」を参考に筆者作成

全国知事会の「知事情報を探す」によると、2025年4月5日時点で「最年少知事」が在任している都道府県は、長崎県です。

長崎県の大石賢吾知事は現在42歳で、現職の知事の中で最年少。2022年3月に初当選した当時は39歳で、現職の最年少知事として話題を集めました。

長崎県に次いで知事の年齢が若いのは、北海道の鈴木直道知事44歳。次いで青森県の宮下宗一郎知事45歳、千葉県の熊谷俊人知事47歳、兵庫県の齋藤元彦知事47歳という順番でした。

知事の年齢が高い都道府県も見てみると、秋田県の佐竹敬久知事77歳、山形県の吉村美栄子知事73歳、東京都の小池百合子知事72歳という順番。47都道府県の知事の平均年齢は60.6歳で、男女比は男性45人、女性2人でした。

ちなみに、歴代で知事就任時の年齢が最も若いのは、1947年に北海道知事に就任した田中敏文氏。就任当時の年齢は35歳でした。

3. 長崎県の県内総生産は名目4兆6536億円

ここからは「最年少知事」が在任している長崎県について紹介します。

長崎県は九州の西北部に位置し、県域は東西213キロメートル、南北307キロメートル。東に佐賀県と隣接するほかは海に囲まれており、47都道府県で最も多い1479の島を有しています(出所:国土地理院「日本の島の数」)。

県面積は4131.2平方キロメートルで、2024年1月1日時点の人口は128万9994人。 人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。

  • 長崎市  39万5843人
  • 佐世保市 23万6906人
  • 諫早市  13万3938人

経済面を見てみると、2022年度の県内総生産は名目4兆6536億円。一人当たりの県民所得は257万円でした。

いかがでしょうか。今回は「最年少知事」が在任している都道府県について紹介しました。

3.1 調査概要

  • 調査日:2025年4月3日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小野田 裕太