パナソニックが年初来安値更新! 日経平均株価は続落

【東京株式市場】 2018年10月19日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続落、一時▲445円安もその後は下げ幅縮小

2018年10月19日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,532円(▲126円、▲0.6%) 続落
  • TOPIX 1,692.8(▲11.7、▲0.7%) 続落
  • 東証マザーズ総合指数 980.7(▲6.9、▲0.7%) 続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:616、値下がり銘柄数:1,409、変わらず:84
  • 値上がり業種数:3、値下がり業種数:30
  • 年初来高値更新銘柄数:8、年初来安値更新銘柄数:150

東証1部の出来高は12億8,165万株、売買代金は2兆3,989億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。米国NY市場が再び大幅安となったことを受け、リスクオフモードが強まりました。

その一方で、下値を拾う動きも散見されたため、売買代金も2兆5,000億円を伺う水準を維持しています。

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そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移したものの、下値を固める動きにもなりました。寄り付き後は売りに押され、前場の半ばには一時▲445円安まで下落する場面も見られましたが、その後は徐々に下げ幅を縮小する値動きとなりました。

ただ、後場の終盤には一時▲106円安まで挽回しましたが、そこまで盛り返すのが精一杯だったようです。結局、続落で終わりましたが、終値で22,500円台はキープしました。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となっていますが、終値で1,700ポイントを割り込んでいます。

東証マザーズ総合指数は続落、売買代金は6日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,402万株、売買代金は725億円となり、いずれも前日より減少しました。新興市場では個人投資家の様子見スタンスが続き、売買代金は6日連続で1,000億円を下回る商いとなっています。

また、総合指数も続落となり、1,000ポイント回復の前で足踏み状態となっています。今後は、個人投資家の物色意欲の回復が大きなカギになりそうです。

信越化学工業が年初来安値を更新、自動車株とハイテク株にも安値更新が続出

個別銘柄では、ダイキン工業(6367)が大幅安となり、ソフトバンクグループ(9984)も大きく値を下げ、信越化学工業(4063)は年初来安値を更新しました。

また、ハイテク株が総じて大きく売られ、日立製作所(6501)、日本電産(6594)、パナソニック(6752)、シャープ(6753)などが年初来安値を更新して引けています。さらに、自動車関連株が軒並み大幅安となり、日産自動車(7201)、三菱自動車(7211)、デンソー(6902)、アイシン精機(7259)などが安値更新となりました。

その他では、キーエンス(6861)が年初来安値を付け、任天堂(7974)が一時▲5%安に迫る急落となったことが目を引きました。

一方、エーザイ(4523)が大幅高となり、東京エレクトロン(8035)やユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)も値を上げました。

また、ドンキホーテホールディングス(7532)やケーズホールディングス(8282)など小売株の一角が大きく買い戻されましたが、良品計画(7453)は年初来安値を更新するまで売り込まれています。

その他では、株価の乱高下が続く機械株の中で、安川電機(6506)とSMC(6273)が大幅反発となったことが注目を集めました。

新興市場では、そーせいグループ(4565)が大幅安となって再び年初来安値を更新し、CYBERDYNE(7779)も値を下げて安値更新となりました。一方、ロコンド(3558)が大幅高で年初来高値を更新し、SOU(9270)は連日の急騰となっています。なお、時価総額が最大のメルカリ(4385)は続落で引けました。

葛西 裕一

ニュースレター

国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。