金融経済教育推進機構(J-FREC)が公表する「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」によると、二人以上世帯における「老後の生活についての考え方」として「心配である」の回答が以下のようになりました。

  • 20歳代:78.9%
  • 30歳代:85.2%
  • 40歳代:86.0%
  • 50歳代:84.5%
  • 60歳代:75.8%
  • 70歳代:70.9%

すでに老後生活に入った世帯も含まれる60歳代・70歳でも7割以上が老後生活に不安を抱えているようです。

また、30歳代~50歳代までの現役世代が多く含まれる世代においては、8割以上が老後を不安視していることがわかります。

今回は世帯主の年齢別・年間収入別に分けて「金融資産の目標残高」をみながら、老後の主な収入源である「老齢年金」の平均受給額について一覧表でみてみましょう。本記事が老後生活をイメージするための一助となれば幸いです。