3. 65歳以上の単身無職世帯(高齢単身無職世帯)の家計収支
2025年3月11日に総務省が公表した「家計調査報告 〔 家計収支編 〕 2024年(令和6年)平均結果」によると、65歳以上の単身無職世帯(高齢単身無職世帯)の家計収支は2万7817円の赤字という結果になりました。
収入13万4116円に対し、消費支出(いわゆる生活費)が14万9286円、非消費支出(税や社会保険料)が1万2647円もかかっているため、毎月3万円弱が不足する計算です。
平均通りの収支になるわけではないので、まずは老後の収支をシミュレーションしてみましょう。
また、老後も税金や社会保険料の負担が続くという点もポイントです。
収入13万4116円の人でも1万2647円の負担があり、さらにこれは年金から天引きされることもあります。
年金は額面どおりに受け取れず、天引きされるお金があるということは現役時代のうちから意識しておきましょう。