4月分から年金が増額！【老齢年金一覧表】厚生年金・国民年金「60歳代・70歳代・80歳代・90歳以上」の平均月額はいくら？ 増額改定された4月分の支給は6月13日（金）

6. 「厚生年金・国民年金」の平均月額はいくら？個人差がどのくらいあるかも確認！

ここからは、厚生年金と国民年金の「平均」と「個人差」を見ていきます。

6.1 【平均と個人差】厚生年金・国民年金の平均月額

【国民年金】平均年金月額

• 〈全体〉平均年金月額：5万7584円
• 〈男性〉平均年金月額：5万9965円
• 〈女性〉平均年金月額：5万5777円

【厚生年金】平均年金月額

※国民年金部分を含む

• 〈全体〉平均年金月額：14万6429円
• 〈男性〉平均年金月額：16万6606円
• 〈女性〉平均年金月額：10万7200円

国民年金の受給額は、全体的に男女ともに平均月額5万円台となっています。

受給額別に見ると、「6万円以上～7万円未満」の層が最も多く、これは多くの受給者が満額に近い年金額を受け取っていることを示しています。

一方、厚生年金の平均月額は全体で14万円台で、男性は16万円台、女性は10万円台となっています。

国民年金のみを受け取る場合に比べて受給額は高いものの、年金額は3万円未満の低額受給者から、25万円以上の高額受給者まで幅広い差があります。

老後の年金額は、現役時代の働き方や収入状況によって個人差が出るため、具体的な金額が気になる方は、ねんきんネットやねんきん定期便を活用して、見込み額を確認することをおすすめします。