5. まとめにかえて
本記事では、平均年収400万円で勤続年数が38年の方が、厚生年金(+国民年金)をいくら受給できるのかシミュレーションした結果を見ていきました。
また、日本の公的年金制度や「厚生年金を月額14万円以上」受給している割合、公的年金の平均受給額についても解説しました。
シミュレーションの結果によると、「平均年収400万円・勤続年数38年の人」が受け取る厚生年金(国民年金を含む)は、月額約14万5400円です。
平均月額は14万6429円となっているため、平均に近い金額であることがわかりました。
なお、男女で平均月額は異なり、男性は16万6606円、女性は10万7200円となっています。
物価の上昇を踏まえると、将来受給できる公的年金のみでは、老後の生活を送ることは厳しい状況にあることが考えられます。
現役時代のうちから、老後に向けた資金の準備について考えておくようにしましょう。
6. 年金に関する疑問や不安を解消!よくある質問を解説
「年金って難しそう…」と感じている人は、多いのではないでしょうか。でも、基本のポイントを押さえると、意外とシンプルなのです。ここでは、年金についてよくある疑問について、わかりやすくお答えしていきます。
6.1 年金の仕組みってどうなってるの?
まず、日本の公的年金は「2階建て」構造です。下の階が「国民年金」、その上に「厚生年金」があるイメージです。
国民年金
国民年金は、20歳から60歳未満の全員が加入対象。特に自営業やフリーランスの方がメインです。
毎月決まった金額を支払います。いわば、年金の基礎部分です。
厚生年金
厚生年金は、会社員や公務員の方が加入対象です。こちらは収入に応じて保険料が変わるので、もらえる年金額も収入の影響が大きくなってきます。
そのため、個人差が出やすくなっています。