1. 1世帯当たりの消費支出は月額平均30万243円に
総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」では、1世帯当たりの消費支出は月額平均30万243円と、前年と比べて実質増減率が1.1%減少しました。
一方で、同時に発表された2024年12月の消費支出は35万2633円で、前年同月比で実質2.7%増加しました。
これは5ヵ月ぶりのプラスとなっています。特に「保健医療サービス」、「洋服」など、多くの項目で支出が増加したことが影響しているとされています。
物価高騰が続くなか、老後は節約しながら貯蓄を取り崩して生活を営む世帯もあるでしょう。
では、現代シニアはどれほどの貯蓄を有しているでしょうか。次章で見ていきます。