多くの人にとって、お金に関する問題は重大です。

特に物価上昇が続いている現在は、日々生活するだけで精一杯の人も多いでしょう。

せめて、税金や社会保険料の負担がなくなれば、生活はかなり楽になるのにと思う人もいるかもしれません。

ただし、税金と社会保険料の負担は老後も続きます。75歳以上は後期高齢者医療保険に加入することになり、保険料の負担が必要です。

では、75歳から加入する後期高齢者医療保険はどのくらい保険料がかかるのでしょうか。

本記事では、2025年4月からの後期高齢者医療保険料を解説します。都道府県別に計算式や平均保険料を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 後期高齢者医療保険とは

75歳以上もしくは65歳から74歳で一定の障害状態にあると認定を受けた人は、後期高齢者医療保険に加入します。

後期高齢者医療保険では、医療費の負担割合が軽減されます。所得によって負担割合は異なりますが、一般所得者であれば1割負担です。

原則、7歳以上69歳以下は3割負担、70歳以上74歳以下は2割負担のため、負担割合は大きく軽減されることがわかります。