2. 4つの川の「長さ」を比較すると…
国土交通省が公表している「日本の川」によると、日本で一番「長い川」は信濃川です。
信濃川の全長は367キロメートルで、流域は新潟県、長野県、群馬県の3県。長野県、新潟県の県境で「千曲川」から「信濃川」と名称を変えて新潟県に入り、大河津分水路と関屋分水路を分派して日本海に注いでいます。
信濃川は流域面積も大きく、水系全体の流域面積は河口のある新潟県の面積とほぼ等しい1万1900平方キロメートル。これは全国の河川で第3位の規模です。
信濃川に次いで長いのは、関東地方の1都5県にまたがる利根川(322キロメートル)。次いで北海道の石狩川(268キロメートル)、天塩川(256キロメートル)となっています。
ちなみに、日本で最も流域面積が広い川は利根川(1万6840平方キロメートル)で、埼玉県が4つ入るほどの広さを有しています。
3. 新潟県の県内総生産は名目9兆429億円
ここからは信濃川の河口がある新潟県について紹介します。
新潟県は日本海沿岸のほぼ真ん中に位置し、山形県、福島県、群馬県、長野県、富山県に隣接しています。
朝日山地や白馬山地など1500mから2000m級の山々に囲まれており、県面積は1万2583.67平方キロメートル。北海道、岩手県、福島県、長野県に次いで全国第5位の広さです。
県は20の市と6の町、4の村で構成されており、人口は213万7672人。人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」/2024年1月1日時点)。
- 新潟市 76万7565人
- 長岡市 25万8205人
- 上越市 18万2911人
経済面を見てみると、2022年度の県内総生産は名目で9兆429億円。県民所得は6兆3158億円で、一人当たりの県民所得は293万4000円でした。
いかがでしょうか。今回は日本で一番「長い川」ついて紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2025年3月17日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
小野田 裕太