【スープに関する独自調査】あなたはどっち派?「手作りVSインスタント」

スープは自宅で調理する「手作り派」が多い傾向

出所:株式会社モニクルリサーチ

続いて、「飲むことが多いスープのタイプ」の調査をしたところ、

  • 自宅で調理したスープ        71.1%
  • 袋タイプのインスタントスープ    61.8%
  • カップタイプのインスタントスープ  18.4%
  • 外食                18.4%
  • 飲食店のテイクアウト        5.3%
  • 缶タイプのインスタントスープ    3.9%
  • 冷凍食品              3.9%
  • 分からない             1.3%
  • 紙パックタイプのインスタントスープ 1.3%

という結果に。圧倒的に回答数が多かったのは、「自宅で調理したスープ」でした。食材や味のバリエーションが広く、自分好みのスープを作れることが人気の理由と考えられます。

一方、「袋タイプのインスタント」も大人気。こだわって手作りするか、時短を優先するか、シーンによって使いわけられているようです。

同じインスタントでも、カップタイプや缶タイプより「袋タイプ」が支持されているのは、ストックしやすく、コスパもいいことが影響していると推測できます。

【スープに関する独自調査】スープの味人気上位は和風・洋風

スープの味は「和風」が圧倒的人気だった

出所:株式会社モニクルリサーチ

スープを飲む習慣のある方が「好んで飲むスープの味」については、以下のような回答が得られました。

  • 和風         88.2%
  • 洋風         77.6%
  • 中華風        43.4%
  • エスニック風     11.8%
  • 特に好みの味はない  1.3%

堂々の1位は、定番「和風」スープ。味噌汁、豚汁、お吸い物など、日本人の食卓にはやっぱり和風スープが欠かせません。

2位は「洋風」。ポタージュ、コンソメ、ミネストローネといった、パンやパスタにも合わせやすい味が支持される理由のよう。

続けて、春雨や酸辣湯などを代表する「中華風」が3位、トムヤムクンなどの「エスニック風」が4位という結果になりました。

合わせる料理を選ばず、子どもから大人まで馴染み深い「和風」「洋風」が上位を占めているのは納得の結果と言えます。

【スープに関する独自調査】栄養補給、ダイエット…スープに期待する効果はさまざま

スープを飲む目的1位は「冷えた体を温める/冷ますため」

出所:株式会社モニクルリサーチ

なぜスープを習慣的に飲むのか、その理由も見ていきましょう。「スープに期待している効果を教えてください。」という質問に対して、次のような回答がありました。

  • 冷えた体を温める/冷ますため    82.9%
  • 手軽に品数を増やすため       57.9%
  • 不足している栄養を摂取するため   52.6%
  • 小腹を満たすため          30.3%
  • ダイエットのため          13.2%
  • リラックスするため         11.8%

スープを食事に取り入れる理由として、中でも多かったのは「冷えた体を温める/冷ますため」。

続いて、「手軽に品数を増やすため」「栄養を摂取するため」が過半数を超える結果に。

スープは汁物として体を温めたり冷ましたりするだけでなく、入れる食材によってはおかずにもなり、多くの品目を摂れるメニューとして求められていることがわかります。

【スープに関する独自調査】スープで補いたい栄養素No.1は「タンパク質」!

スープで補いたい栄養素は、タンパク質やビタミンが人気

出所:株式会社モニクルリサーチ

最後に、「スープで補いたい栄養素」について質問した結果がこちら。

  • タンパク質   64.5%
  • ビタミン    63.2%
  • カルシウム   50.0%
  • 鉄分      48.7%
  • ミネラル    39.5%
  • 特にない    13.2%
  • 炭水化物    9.2%
  • 脂質      2.6%

スープからは、「タンパク質」や「ビタミン」を摂りたいと思う方が多いことがわかりました。次いで、「カルシウム」や「鉄分」と、1度の食事だけでは不足しがちな栄養素が上位を占めています。

仕事や家事に忙しい現代だからこそ、手軽に、効率よく栄養を摂取したいと考える方が多いのかもしれません。

今回の調査結果で、飽きない美味しさや、調理の手軽さがスープの魅力と判明。そして、毎日飲むスープには、バランスよく栄養を補える機能性も求められていることが伺えました。

大蔵 大輔