2. 過去には「高齢者向け」の給付金が支給されたことも

近年の物価高を受け、住民税非課税世帯等への現金給付が行われていますが、実は過去にもさまざまな給付金が支給されてきました。

その一例が「平成27年度簡素な給付措置(臨時福祉給付金)」です。

この措置では、住民税非課税世帯を対象に、1人あたり6000円の給付が行われました。

さらに、同世帯を対象に、「高齢者向け給付金(年金生活者等支援臨時福祉給付金)」として1人につき3万円が支給されたこともあります。

高齢者向け給付金の支給要件(現在は終了)

高齢者向け給付金の支給要件

出所:厚生労働省「高齢者向け給付金のお知らせ」

また、2019年からは「年金生活者支援給付金制度」も開始され、低所得の年金受給者を対象とした支援が継続的に行われています。