2. 長崎県の新上五島町で営業する「焦がれ香」
豪華な夕食で注目を集めたのは、長崎県の五島列島・新上五島町で営業するカフェ併設の宿泊施設「焦がれ香」。
料理だけでなく宿代も破格で、宿泊料金は素泊まりで4400円~(2名利用)。夕食を付けても1泊5000円で宿泊できるとは驚きですね(税込)。
投稿主の@happynedalandさんに、これほど安く料理を提供できる理由を伺うと、「地元のスーパーや市場で地場野菜・地場魚が季節ごとに安く売られているから」と教えてくれました。
昨年に関東から上五島に移住してきたという@happynedalandさん。移住してきて、関東では数千円で売られているような鯛が数百円で売られていたことに驚いたのだそう。
そしてその驚きを観光客にも味わってもらいたいとの思いから、思い切って価格を下げた夕食を提供しているのだそうです。
価格を抑えるため、調理は@happynedalandさんが自ら担当。地元の漁師や料理人に教えてもらい、自ら捌いたり調理をしているのだそうです。
「その土地のものを驚きの価格で味わったり体験したりできるのが観光の魅力」と話す@happynedalandさん。そんな@happynedalandさんの熱い思いから生まれたのが、550円の豪華な夕食だったのですね。
「焦がれ香」がある新上五島町の有川港までは、長崎港、佐世保港から高速船、フェリーでアクセス可能です。所要時間は各港から1時間半~2時間半程度。
気になる方はぜひ、次の旅行の目的地に新上五島町を加えてみてはいかがでしょうか。
うちの宿、離島なので夕食550円で出してるのにあんまり人がきません pic.twitter.com/2FeaBLklDU
— ねだ@焦がれ香☕ (@happynedaland) March 9, 2025
3. 長崎県の観光消費額は3535億円
長崎県の五島列島が話題となったことに関連し、ここからは長崎県の観光消費額を紹介します。
異国情緒あふれるグラバー園やオランダ坂、日本一広いテーマパークであるハウステンボス、世界遺産の軍艦島(端島)など、魅力あふれる観光地を数多く有する長崎県。
長崎県が公表している「長崎県観光統計」によると、2023年の延べ宿泊客数は732万4524人。観光消費額は3535億円で、一人あたりの平均消費額は日帰り客で8740円、宿泊客で3万6031円でした。
いかがだったでしょうか。今回は、Xで話題になっている五島列島の宿泊施設について紹介しました。
参考資料
小野田 裕太