1.2 新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」

新NISAにはつみたて投資枠と成長投資枠があり、併用可能です。

新NISAのポイント

新NISAのポイント

出所:金融庁「NISAを知る」

つみたて投資枠

  • 年間投資枠:120万円
  • 投資対象商品:長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託

成長投資枠

  • 年間投資枠:240万円
  • 投資対象商品:上場株式・投資信託等

非課税保有限度額は、つみたて投資枠と成長投資枠併用可能で、1800万円まで可能です。

ただし、成長投資枠のみ運用する場合、非課税保有限度額は1200万円になります。

1.3 長期投資で複利効果が大きくなる

長い期間、投資を続けると複利効果が大きくなります。

複利とは、投資や預金で得た収益を元本に組み入れて利息を計算する方法です。

元本のみに収益がつく単利と比べると、複利のほうが同じ金利でも受け取る収益が多くなります。

長期投資で複利効果が大きくなる

長期投資で複利効果が大きくなる

出所:金融庁「はじめてみよう!NISA早わかりガイドブック」

新NISAでも同様に、長期投資をすると、運用総資産額が大きくなります。

続いて、30年間長期投資した場合の総資産額のシミュレーションを紹介します。