春の訪れとともに、「花壇に色とりどりの花を迎えたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。そんなときに便利なのが、すでに発芽した状態の球根植物。

すでに発芽しているため、植えるだけでスムーズに育ち、手軽に春の景色を作ることができます。そのため、球根植物を初めて育てる方や、秋に球根の植え付けを忘れてしまったという方にもおすすめです。

今回は初心者にも育てやすい芽出し球根8選を、参考価格とともに紹介。記事最後には芽出し球根を花壇に植える際に、気をつけるポイントもお伝えしますので参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「春の花壇に植えたい芽出し球根」あれこれ

写真のヒヤシンスやチューリップほか、春花壇におすすめの芽出し球根をご紹介します1/10

紫のヒヤシンス、紫やオレンジのチューリップなどが咲く春花壇

S.O.E/shutterstock.com

  • 植えっぱなしで毎年開花!春花壇におすすめの芽出し球根3選
  • 手軽に植えられる春の花!春花壇におすすめの芽出し球根5選
  • 芽出し球根を花壇に植える際のポイント

2. 植えっぱなしで毎年開花!春花壇におすすめの芽出し球根3選

2.1 ムスカリ

丈夫で育てやすくかわいらしい花「ムスカリ」2/10

青い花を咲かせているムスカリ

Kabar/shutterstock.com

ムスカリはとても丈夫で、放任しても毎年花を咲かせるほど育てやすい球根植物。鮮やかな紫青色の小さな花が集まって咲く姿が特徴的で、花壇のアクセントとして人気です。

日当たりと水はけのよい場所を好み、水やりの手間もあまりかかりません。

※参考価格:300円~600円前後(3号ポット苗)

2.2 スイセン

気品漂う凛とした花「スイセン」3/10

花びらが白、真ん中が黄色のスイセンの花

asharkyu/shutterstock.com

スイセンは清楚な花姿に和の趣を感じさせ、日本で昔からなじみ深い球根植物。ラッパのような形の黄色や白の花が、凛と咲く姿に気品を感じさせます。

耐寒性・耐暑性ともに強く、丈夫で育てやすい植物です。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

2.3 シラー

ロマンチックな雰囲気の小花「シラー」4/10

青いシラーの花

Lipatova Maryna/shutterstock.com

青紫や白の小花が集まって咲くシラー。小さな星形の花が群生して咲き、庭にロマンチックな雰囲気を演出します。

水やりは土が乾いたらおこない、とくに生育期は乾燥させないよう気をつけましょう。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

3. 春花壇に植えたい!おすすめの芽出し球根5選

3.1 チューリップ

品種が多く華やかな春の定番花「チューリップ」5/10

ピンク・紫・白のチューリップの花

Annie Shropshire/shutterstock.com

春の代表的な花として知られ、世界中で愛されるチューリップ。色や形のバリエーションが豊富で、一重咲き・八重咲き・ユリ咲き・フリンジ咲きなど、多種多様です。

高温多湿に弱いので、葉が自然に枯れるまで放置したあとは掘り上げましょう。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

3.2 ヒヤシンス

甘い香りとゴージャスな花姿が魅力の「ヒヤシンス」6/10

青・ピンク・薄紫など色とりどりのヒヤシンスの花

Flower_Garden/shutterstock.com

甘く芳醇な香りが魅力的なヒヤシンス。ピンク・紫・白・黄色などカラフルな花色があり、庭植えはもちろん、室内での水耕栽培にも適しています。

小さな花が穂状に集まって咲く姿がゴージャスで、花壇を華やかに彩ります。

※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)

3.3 アネモネ

鮮やかで可憐な花「アネモネ」7/10

アネモネのピンクと青の花

Golden Shark 2/shutterstock.com

鮮やかな花色と可憐な花姿が魅力的なアネモネ。赤、青、紫、ピンク、白などカラフルな花色があり、春の花壇を華やかに彩ります。

日当たりと風通しのよいところに植え、過湿にならない程度に水を与えましょう。

※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)

3.4 ラナンキュラス

重なり合う花びらがゴージャスな「ラナンキュラス」8/10

ピンクのラナンキュラスの花

ibrahim kavus/shutterstock.com

ラナンキュラスはふっくらと重なり合う花弁がゴージャスな印象。黄色・ピンク・オレンジ・赤・白など、多彩な花色で庭を華やかにしてくれます。

切り花としても人気があり、花持ちがよいのも魅力のひとつです。花びらにつやがある「ラナンキュラスラックス」は、植えっぱなしでも毎年花が咲く球根植物です。

※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)

3.5 アリウム・ギガンチウム

独特のフォルムで庭のアクセントになる「アリウム・ギガンチウム」9/10

紫色の花を咲かせているアリウム

Lipatova Maryna/shutterstock.com

丸いボールのような花がユニークなアリウム・ギガンチウム。独特のフォルムで庭のアクセントとしての役割を果たします。

フラワーアレンジメントによく利用され、乾燥に強いのでドライフラワーにもピッタリです。

※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)

4. 芽出し球根を花壇に植える際のポイント

芽出し球根を花壇に植える際のポイントをご紹介します10/10

植木鉢に植えられている、ヒヤシンスとクロッカス

New Africa/shutterstock.com

4.1 根や芽を傷つけないように扱う

芽出し球根はすでに発芽しており、根も伸び始めていることが多いため、無理に引っ張らないようにしましょう。根を広げるように植え付け、優しく土をかぶせます。

4.2 通常の球根よりも浅めに植える

花壇に植え付けるときは、土の表面から芽が少し出るくらいの浅植えに。深く埋めすぎると成長が遅れたり、芽が腐ったりする原因になることもあります。

4.3 水やりは適度におこなう

芽出し球根は成長を開始しているので、水やりが欠かせません。植え付け直後はたっぷり水を与えましょう。その後は土の表面が乾いたら水やりをします。

4.4 ほかの植物との組み合わせを考える

球根が咲き終わったあとも花壇が見映えよくなるように、周りに一年草や多年草を植えるのがオススメ。背の高い品種は後方、低い品種は前方に植えて、バランスのよい花壇になるようにしましょう。

5. 芽出し球根で手軽に春の花壇づくり

手軽に植えられて、品種ごとに個性豊かな花姿や香りを楽しめる芽出し球根。すでに発芽しているので開花までの期間が短く、確実に花を楽しめるのが魅力です。

初心者でも失敗しにくい芽出し球根で、芽吹きの力強さや花の美しさを感じながら、個性あふれる春の花壇を作ってみませんか。