将来に向けて資産運用をはじめる方が増加傾向にあるようです。
金融庁「NISA口座の利用状況調査」によると、2024年9月末時点でのNISA口座における買付額は、2024年6月末と比較すると36.1%増えていることがわかりました。
長らく物価高が続いていますが、将来に向けた資金を準備している方もいるのではないでしょうか。
今回は、50歳からFIRE(ファイヤー)を目指す場合、「毎月30万円の不労所得」を作るにはどのような方法があるのか、元証券会社の富裕層担当社員である筆者がわかりやすく解説していきます。
資産運用やFIREに興味がある方は、ぜひ参考にご覧ください。
1. 「FIREにいくらの不労所得」が必要?
たとえば、みなさんは「月に30万円の不労所得」があったらどうでしょうか。
不労所得とは、自らが仕事をしなくても得られる収入のことを言います。
仕事をしなくても不労所得が毎月30万円自分に入ってくればどのような生活ができるでしょうか。
お金や資産形成に興味のある方の中には、「FIRE(ファイヤー)」という言葉を聞いた方も多いのではないでしょうか。
FIREとは英語で「Financial Independence, Retire Early」の略で、日本語に直訳すると「経済的自立と早期リタイア」という意味です。つまり不労所得だけで生活をしていくことをFIREといいます。