1. 個人向け国債とは
個人向け国債とは、日本政府がお金を借りるために個人向けに発行する債券です。私たちは、証券会社や銀行などを通じて、個人向け国債を購入できます。
個人向け国債は保有することで利息を受け取ることができ、半年ごとに金利が変わる「変動10年」と、発行時に設定された金利が固定される「固定5年」、「固定3年」があります。
2025年2月6日~28日に募集している個人向け国債の金利は、変動10年が年0.83%(半年ごとに金利が変動)、固定5年が年0.89%、固定3年が年0.74%です。
なお、今後も金利の上昇が期待されるなら、半年に1回金利が変動する「変動10年」を投資先として選定する人も多いでしょう。
ちなみに、2021年3月16日~2021年9月15日における「変動10年」の基準金利は年0.05%です。現在募集中の金利が年1.26%のため、約4年間で金利は年1.0%以上も上昇しています。
※変動10年の基準金利:利子計算期間の開始日の前月までの最後に行われた、10年固定利付国債の入札(初回利子については募集期間開始日までの最後に行われた入札)における平均落札価格を基に計算される複利利回り(小数点以下第3位を四捨五入し、0.01%刻み)の値