5.6 厚生年金の「受給額ごとの人数（1万円刻み）」は？
- 1万円未満：4万4420人
- 1万円以上～2万円未満：1万4367人
- 2万円以上～3万円未満：5万231人
- 3万円以上～4万円未満：9万2746人
- 4万円以上～5万円未満：9万8464人
- 5万円以上～6万円未満：13万6190人
- 6万円以上～7万円未満：37万5940人
- 7万円以上～8万円未満：63万7624人
- 8万円以上～9万円未満：87万3828人
- 9万円以上～10万円未満：107万9767人
- 10万円以上～11万円未満：112万6181人
- 11万円以上～12万円未満：105万4333人
- 12万円以上～13万円未満：95万7855人
- 13万円以上～14万円未満：92万3629人
- 14万円以上～15万円未満：94万5907人
- 15万円以上～16万円未満：98万6257人
- 16万円以上～17万円未満：102万6399人
- 17万円以上～18万円未満：105万3851人
- 18万円以上～19万円未満：102万2699人
- 19万円以上～20万円未満：93万6884人
- 20万円以上～21万円未満：80万1770人
- 21万円以上～22万円未満：62万6732人
- 22万円以上～23万円未満：43万6137人
- 23万円以上～24万円未満：28万6572人
- 24万円以上～25万円未満：18万9132人
- 25万円以上～26万円未満：11万9942人
- 26万円以上～27万円未満：7万1648人
- 27万円以上～28万円未満：4万268人
- 28万円以上～29万円未満：2万1012人
- 29万円以上～30万円未満：9652人
- 30万円以上～：1万4292人
※国民年金部分を含む
厚生年金は、国民年金のみの場合よりも高い年金額を受け取ることができます。
しかし、厚生年金でも、6万円台という国民年金の満額に達していない受給者も存在しています。
その理由として、現役時代の勤務内容や保険料の納付状況が影響しており、結果として十分な年金額を受け取れない場合があるのです。
これらをまとめると、厚生年金の受給額には大きな個人差があり、特に収入や保険料納付期間が重要な要素であることがわかります。
6. まとめにかえて
今回は、多くのシニアにとって大切な収入源となるであろう公的年金（国民年金と厚生年金）の受給額について平均値を確認しました。
また、平均月額は国民年金で5万円台、厚生年金で14万円ですが、個人差があり、平均を大きく下回る人がたくさんいることもわかりましたね。「自分は」将来いくら位受け取れるのかを早い段階で確認しておくことが大切です。
自分の年金受給額は、「ねんきん定期便」あるいは「ねんきんネット」にログインすることで確認できます。
年金受給額が少ないと感じる場合には、老後のための資産形成に早期に着手していく必要があります。
まとまった資産を短期間で貯めるのは難しいでしょう。日々の生活にかかる負担を抑えながら老後資金をつくっていくには、「時間をかける」ことが鍵となります。
参考資料
荻野 樹
