お金に関する問題や不安を抱えており、どのようにして資産作りをするのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
筆者は、証券会社社員で富裕層担当の資産運用アドバイザーをしておりました。
お客様の多くは経営者だったのですが、「お金持ちになるために取り組んだこと」があったようです。
そこで今回は、証券会社の元富裕層担当社員である筆者が、経営者に聞いた「お金持ちになるために取り組んだこと」についてまとめていきます。
将来に向けて「資金を準備していきたい」と考えている方は、ぜひ参考にご覧ください。
1. 元富裕層担当社員が経営者に聞いた「お金持ちになるために取り組んだこと」3選
【写真1枚目/全9枚】経営者から聞いた「お金持ちになるために取り組んだこと」とは。以降で「富裕層の増加傾向」をご紹介1/9
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ここからは、証券会社の元富裕層担当社員である筆者が、経営者に聞いた「お金持ちになるために取り組んだこと」についてまとめていきます。
1.1 経営者が「お金持ちになるために取り組んだこと」その1
経営者がお金持ちになるために取り組んだことその1は、自分に合った方法でお金を稼ぐことです。
世の中には様々な仕事があります。人によって仕事の向き不向きがあると思われます。
自分に合っている仕事を選択できれば、自然とスキルも向上して収入が上がる可能性が期待できます。
会社員時代に培った技術やノウハウを活かし、経営者になったお金持ちの方も多いです。
1.2 経営者が「お金持ちになるために取り組んだこと」その2
お金持ちの経営者は、人の役に立つ行動を心がけている方が多い傾向に2/9
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経営者がお金持ちになるために取り組んだことその2は、人の役に立つ行動をすることです。
経営者の多くは、周りの人を大切にする傾向にあります。
経営者として人を雇用している立場にあるという理由だけで、周囲の人を大切にしているわけではありません。
人のためにした行動は、いずれ自分に返ってくることを身を持って実感している経営者の方は多いです。
人の役に立つ行動を心がけ、周囲を大切にするからこそ、困った時に助けてもらえる環境が自然とできてきます。
1.3 経営者が「お金持ちになるために取り組んだこと」その3
「決めたことは最後までやり抜く」お金持ちの経営者の方は多い傾向に3/9
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経営者がお金持ちになるために取り組んだことその3は、決めたことは最後までやり抜くことです。
何かを始める前にじっくりと計画を立てることも重要ですが、決断したことを最後までやりぬく忍耐力が大切です。
お金持ちになった経営者の方の多くは、自分で決めたことは責任を持って完遂させる傾向にあります。
ここまで、証券会社の元富裕層担当社員であった筆者の経験をもとに、経営者が「お金持ちになるために取り組んだこと」をまとめていきました。
では、そもそも富裕層とは何なのか、その定義についてわかりやすく解説していきます。
また、2025年2月13日に公表された、株式会社野村総合研究所による調査結果をもとに「富裕層がどのくらい増えたのか」詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にご覧ください。
2. 日本の「富裕層のピラミッド」2021年と2023年で比較
2.1 2021年:日本の富裕層「純金融資産保有額」と「世帯数」
2021年:日本の富裕層「純金融資産保有額」と「世帯数」4/9
出所:株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)」
富裕層について語る前に、野村総合研究所の資料をもとに、富裕層について簡単にまとめてみます。
2.2 富裕層とは?
そもそも富裕層とはどのような定義なのでしょうか。
野村総合研究所による報告によれば、富裕層とは「純金融資産で1億円以上保有」している世帯と定義しています。
また、同基準で5億円以上保有する世帯を「超富裕層」と呼んでいます。
2.3 2021年から2023年にかけて、富裕層の「純金融資産保有額」と「世帯数」が増加
2025年2月13日に公表された、株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」によると、2021年から2023年にかけて日本の富裕層は増加しています。
純金融資産を1億円以上5億円未満保有する「富裕層」の世帯数を見てみると、2021年は139.5万世帯でしたが、2023年には153.5万世帯となっています。
物価高により家計に負担が生じている世帯が多くいる一方で、2021年から2023年にかけて富裕層が14万世帯増加していることがわかりました。
では、「富裕層と超富裕層」が保有する純金融資産は、どれくらい増えたのでしょうか。次章で詳しく見ていきます。
3. 2021年から2023年にかけて「富裕層と超富裕層」の純金融資産はどのくらい増えた?
長らく続く物価の上昇により、家計に負担が生じている世帯が多い中、富裕層が増え続けているのにはどのような理由があるのでしょうか。
純金融資産保有額の階層別にみた「保有資産規模」と「世帯数」の推移6/9
出所:株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」
2005年から2023年にかけて、富裕層は増加しています。
富裕層と超富裕層が保有する資産総額の推移は以下の通りです。
- 2015年:272兆円
- 2017年:299兆円
- 2019年:333兆円
- 2021年:364兆円
- 2023年:469兆円
2021年から2023年にかけて、富裕層と超富裕層が保有する純金融資産の合計額は、28.8%増えています。
なぜ、物価高が続くこのご時世において、富裕層が増え続けているのでしょうか。
次章では、日本で富裕層が増えた「3つの背景」を解説していきます。
4. 日本の富裕層が増えた「3つの背景」とは?
日本の富裕層が増えた「3つの背景」とは7/9
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それでは、なぜ日本で富裕層が増え続けているのでしょうか。
日本で富裕層が増え続けている理由として、様々な要因が考えられますが、今回は以下のような要因をあげてみます。
4.1 【背景1】国内外の株価上昇
皆さんもご承知の通り米国の株式市場は長期的に堅調に推移し、ダウ工業平均株価やS&P500といった株価指数は、でこぼこはありながらも長期的に上昇トレンドとなっていました。
また、米国だけではなく、世界的な株高が継続してきたという背景もあるかと思います。
富裕層はそうでない世帯と比較して一般的に株式の保有額やその比率が高いことから、株式市場の環境が資産額の増減に影響を及ぼします。
したがって、世界的な株高の背景は最も大きな背景としてあげられるでしょう。
4.2 【背景2】非課税枠のある投資制度の充実による資産形成機会の拡大
将来に向けた資産形成8/9
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また、NISAやiDeCoなどの税制優遇制度の登場も無視はできません。旧NISAは以前からありましたが、やはり多くの人が投資を始めたきっかけというと、2018年にはじまった「つみたてNISA」は多いのではないでしょうか。
NISA制度は2024年より「新しいNISA(いわゆる新NISA)」として展開されています。
10年近い期間を経て、こうした非課税枠のある投資制度の拡充により、個人が資産形成に関わる機会は増えてきました。
10年前に投資に興味がなかった人も、NISAなどの制度をきっかけとして証券投資をはじめたという人は多かったのではないでしょうか。
先ほども指摘した通り、世界的に株価はこれまで長期にわたり上昇傾向にあり、早い段階で資産形成を始めた人ならば相応の利益が出ていることが推測できます。
4.3 【背景3】相続や贈与によるもの
贈与や相続がきっかけとなり富裕層になる方も9/9
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富裕層になった人のなかには、相続や贈与から多額の資金を手に入れた人もいるでしょう。
高齢化が進む日本では、親などから資産を受け継ぐ人が増え、結果として富裕層の数が増えている可能性もあります。
一般的な家庭であっても「遺産分割で祖父母の遺産を継いだ」という人も少なくありません。
こういった株式市場の好調さ、資産形成の機会拡大、また人口動態の変化などが、富裕層の増加に寄与した可能性があります。
なかには、本人の意図しないところで富裕層の仲間入りを果たした、という人もいるでしょう。
5. まとめにかえて
いかがでしたでしょうか。
今回は、証券会社の元富裕層担当の資産運用アドバイザーであった筆者の経験をもとに、経営者が「お金持ちになるために取り組んだこと」ついてまとめていきました。
長らく続く物価上昇などの影響により、生活が苦しく富裕層に憧れている方も少なからずいらっしゃると思います。
お金持ちの経営者の方は、「人の役に立つ行動をする」「決めたことは最後までやり抜く」などの取り組みをしてきた方が多い傾向にあります。
「資産を築きたい」と考えている方は、今回ご紹介した経営者が「お金持ちになるために取り組んだこと」を、ぜひ参考してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」
- 株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)」
- 金融庁「NISAを知る」
LIMO編集部