6. 【厚生年金】10万円以上・15万円以上・20万円以上・30万円以上の割合とは?
2024年12月に公開された厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」より、厚生年金に視点をあてて、平均と月10万円以上・15万円以上・20万円以上・30万円以上もらえる人の割合を確認します。
6.1 【厚生年金】平均年金月額
- 〈全体〉平均年金月額:14万6429円
- 〈男性〉平均年金月額:16万6606円
- 〈女性〉平均年金月額:10万7200円
※国民年金部分を含む
6.2 厚生年金「月10万円以上」の割合
- 全体:77.3%
6.3 厚生年金「月15万円以上」の割合
- 全体:47.6%
6.4 厚生年金「月20万円以上」の割合
- 全体:16.3%
6.5 厚生年金「月30万円以上」の割合
- 全体:0.09%
厚生年金が10万円以上という方は比較的多いですが、15万円以上となると半分を下回り、20万円以上となれば16.3%という少なさです。
30万円以上はさらに難しいでしょう。
現役時代に比べれば年金のみでは月の収入が減るため、公的年金以外の用意が重要な方が多いでしょう。