3. 老後の柱「年金と貯蓄」で確認したいこと
老後生活の柱は基本的に「年金と貯蓄」です。
まずは将来の年金受給予定額を調べるとこで、老後資金も考えやすくなりますので、ねんきんネットなどで確認しましょう。
ねんきんネットは24時間365日確認できることができます。
自分の受給予定額だけでなく、働き方や収入などによるシミュレーションもできるので、確認するといいでしょう。
貯蓄についても、今の貯蓄額と貯蓄方法で老後資金がたまるか、一度試算してみましょう。
確実にためていくためには、毎月一定額を貯めた残りで生活する先取り貯金が有効です。
自分の場合、毎月いくら貯蓄すると将来いくら貯まるのか、具体的にシミュレーションしてみてくださいね。
先取り貯金は預貯金だけでなく、新NISAを利用した積立投資で資産運用を行うことも可能です。
積立投資はリスクがありますが効率よく運用できる場合もあるので、運用成果ごとにシミュレーションを行い、その効果を確認して検討されるのも一つでしょう。
運用は損をする可能性もあるので、しっかりと情報収集をして、納得のいく運用を心がけてくださいね。
4. まとめにかえて
将来を見据えて、収入のある現役のうちに将来資金の準備をしていくことが大切です。
先ほどもご紹介したように、最近はNISAやiDeCoなどの制度を活用した積立投資も注目されています。税制面で優遇を受けることができる制度ですね。
資産運用をするとなればリスクが伴いますが、長い時間をかけて積立を続けることで安定したリターンを生み出すことができる場合もあります。
少額からでも始めることができるので、まずは情報収集してみるといいでしょう。
参考資料
川勝 隆登