2. 4つの都県の「町の数」を比較すると…
政府統計の総合窓口「市区町村数を調べる」によると、日本で一番「町の数」が少ない都道府県は、大分県です。気になる町の数は、3となっています。
大分県は18の市町村で構成されており、町は日出町、九重町、玖珠町の3つです。2004年には58の市町村がありましたが、その後合併が進み、2005年に25市町村に減少。2006年に現在の18市町村になりました。大分県は市町村数でも4番目に少ない県となっています。
大分県に次いで二番目に町の数が少ないのは、富山県の4。三番目はアンケートで50%の人が選択した東京都の5でした。
ちなみに、日本で一番町の数が多いのは北海道の129。大分県と北海道では町の数に43倍もの差があるのです。
3. 大分県の県内総生産は名目4兆6839億円
ここからは日本で一番「町の数」が少ない大分県について紹介します。
大分県は九州の北東部に位置し、福岡県、熊本県、宮崎県に隣接しています。海岸線は周防灘と伊予灘、豊後水道に面し、九州と四国・本州を結ぶフェリーの約8割が発着する九州の東の玄関口です。
県面積は6340.7平方キロメートル(参考値)で、2024年1月1日時点の人口は111万2827人。県の人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。
- 大分市 47万4665人
- 別府市 11万2926人
- 中津市 8万2221人
経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目4兆6839億円。一人当たり県民所得は276万8000円でした。
いかがでしょうか。今回は日本で一番「町の数」が少ない都道府県について紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2024年1月20日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- e-Stat「市区町村数を調べる」
- 大分県「合併の状況」
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 大分県「令和3年度 県民経済計算(確報)」
小野田 裕太