最大で月5310円もらえる？！老齢年金《年金生活者支援給付金》対象者・支給額・申請方法は？現在、給付手続き進行中の「住民税非課税世帯への3万円現金給付」も解説

4. 現在、低所得者世帯に3万円給付が実施中

2024年には、一部の住民税非課税世帯を対象に10万円の給付が実施されました。

その後、2024年11月29日には2024年度の補正予算が閣議決定され、低所得世帯を対象とした3万円の給付が決まりました。

具体的には、住民税非課税世帯には一世帯あたり3万円が支給され、さらにその中でも子育て世帯には、子ども一人あたり2万円が加算されます。

上記の給付金支援は2025年1月頃から順次実施されていますが、開始や給付時期は自治体によって異なるため、自治体ホームページで情報を確認しながら、給付の動向を確認しておきましょう。

本記事では、低年金者の生活を支える年金生活者支援給付金について確認しました。また、年金生活者支援給付金の要件の1つ、住民税が非課税となる所得・年収の目安も詳しくみていきました。

現在、住民税非課税世帯を対象に1世帯あたり3万円の給付手続きが進められていますが、これは物価高への対策であり継続して支給されるものではありません。

一方、年金生活者支援給付金は2019年に創設された制度であり、対象者には継続して支給される給付金です。

家計を支えるほどの金額ではないかもしれませんが、老後生活において貴重な＋アルファの収入となります。

申請が必要ですので、申請書が届いたら必要事項を記入して期日までに必ず提出しましょう。