6. 【10年未満だと受け取れない】年金の「資格期間」を知っていますか?
国民年金(老齢基礎年金)を受給するためには、一定の年金加入期間が必要です。これを「資格期間」といいます。
この資格期間はかつては25年間でしたが、2017年8月1日以降「10年間」となっています。
6.1 「資格期間」とは?
- 国民年金の保険料を納めた期間や、免除された期間
- サラリーマンの期間(船員保険を含む厚生年金保険や共済組合等の加入期間)
- 年金制度に加入していなくても資格期間に加えることができる期間(「カラ期間」と呼ばれる合算対象期間)
これらの期間を合計したものが「資格期間」です。資格期間が10年(120カ月)に満たない場合は、年金を受給することができません。
7. まとめにかえて
今回は年金生活者支援給付金について説明しました。
年金生活者支援給付金を含め、年金制度は「よくわからない」「知らなかった」ということがある人も少なくありません。
年金制度を理解すること、そして自身の加入状況や年金見込み額を把握することが老後資金対策の第一歩です。
厚生労働省でも年金制度をわかりやすく説明している資料がありますから利用をしてみたりして、年金制度の理解を深めましょう。
また、制度が改正される場合もありますので、日々の情報収集もしてみてくださいね。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金制度について」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金の概要」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします~年金額は前年度から 1.9%の引上げです~」
- 日本年金機構「老齢基礎年金を新規に請求される方の請求手続きの流れ」
林 怜美