10月は飲食料品などの値上げ品目が多い月となっており、家計への圧迫を心配される方も多いでしょう。
一方で、10月15日は年金支給日。2カ月に一度の年金支給を楽しみにされる方もいると思います。
10月の年金支給に関しては、税金や社会保険料の天引き額が変わることで手取り額が変わる人もいます。基本的に手取り額が変わる人には年金振込通知書が送付されますが、今年度分の10月の年金振込通知書も対象者への送付が開始されています。
今回は10月に手取り額が変わる理由と年金振込通知書で確認したいポイント、また平均年金月額をみていきましょう。
1. 【10月の年金振込通知書】10月から「年金の手取り額が変わる人」へ送付開始。見るべき項目は
日本年金機構によれば、令和7年10月から年金の振込額が変わる人にむけて、年金振込通知書が送付されています。
特に確認したいのは介護保険料額や所得税額および復興特別所得税額、個人住民税額および森林環境税額などの金額と、実際に手取りとなる「控除後振込額」です。
「控除後振込額」をみて自身の手取り額を確認し、家計管理の参考にしましょう。