一年を通してお庭の地面をナチュラルに覆ってくれる、常緑グランドカバー植物。冬は砂埃を防ぎ、夏は雑草を抑制してくれる頼もしい存在です。

しかしグランドカバー植物の中には、生育が旺盛でお手入れが大変な植物もあります。せっかく植えるなら、ローメンテで美しいお庭を目指したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、植栽メンテナンス経験のある筆者が特におすすめしたい、お手入れ簡単でお庭がきれいになる常緑グランドカバー植物を厳選して3つ、参考価格とともにご紹介します。

1. この記事で紹介する、おすすめ常緑グランドカバー植物

【画像1枚目/全5枚】2枚目以降では、ローメンテな常緑グランドカバー厳選3種をご紹介します1/5

白やピンクのシバザクラが満開

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  • シバザクラ(日なた向き)
  • タマリュウ(日なた~日陰向き)
  • アジュガ(日陰向き)

記事の最後では「日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い」についても、わかりやすくお伝えします。

2. ローメンテなおすすめ常緑グランドカバー植物〈厳選3種〉

2.1 日なたで楽しむサクラの絨毯「シバザクラ」

株いっぱいにキュートな花を咲かせる「シバザクラ」2/5

シバザクラの花が満開。色はピンク

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シバザクラは、ソメイヨシノが散った後、サクラに似たかわいい花を咲かせます。花色は、ピンクや白、うす紫などの春らしいパステルカラーがほとんど。満開の時期は、お庭でサクラの絨毯を楽しめますよ。

少し高い場所からこぼれるように咲く姿も美しいので、段差があるお庭や花壇の縁に植えるのもおすすめ。土の流出や雑草を防ぎ、きれいなお庭を保ってくれます。

日当たりのよい場所に植えると花つきがよくなります。お手入れは1年に1回だけ。花が終わった後に、伸びすぎた枝を切る「切り戻し」と、蒸れ防止のために草丈を少し下げる「刈り込み」を行っておきましょう。

※参考価格:100円~400円前後(3号ポット苗)

2.2 ほぼほったらかしOKのグランドカバー「タマリュウ」

細く上品な葉が密集する「タマリュウ」3/5

タマリュウが群生している。葉の色は緑

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濃い緑色のスタイリッシュな葉が特徴のタマリュウは、丈夫で成長がゆっくり。最初から密に植えられるため、植物が地面を覆うまで待つ期間もありません。グランドカバー植物では珍しく、ほぼほったらかしOKなのが魅力です。

日なたでも日陰でも生育可能で、病虫害にも強い、優秀な植物。目立った花や実はつきませんが、一年中ほとんど見た目が変わらず、緑の葉でお庭を彩ってくれます。

広い場所をカバーしたい場合は「タマリュウマット」を購入して敷き詰めると簡単です。

※参考価格:50円~200円前後(2.5号ポット苗)、2400円~3000円前後(30×60cmマット)

2.3 日陰と寒さに強いカラーリーフ「アジュガ」

花もリーフも楽しめる「アジュガ」4/5

アジュガが茂っている。花の色は薄い青紫、葉の色はブロンズ色

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春から初夏にかけて花穂を伸ばし、青や紫、ピンクなどの可憐な小花を咲かせるアジュガ。ナチュラルガーデンや洋風の庭がよく似合う植物です。

シックな葉色や明るい斑入りの葉など葉色のバリエーションが豊富なので、お庭の雰囲気や好みに合わせて選べます。花のない季節も、カラーリーフとして日陰の空間をおしゃれに彩ってくれる植物です。

日陰に強く、1日1~2時間程度日が当たる場所や明るい日陰でも生育可能です。成長はそれほど早くありませんが、広がりすぎてしまったら春か秋に切り戻しましょう。乾燥に注意して育ててください。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

3. まとめにかえて

お手入れ簡単でお庭がきれいになる、おすすめ常緑グランドカバー植物を厳選3種ご紹介しました。気になる植物はありましたか?

植える環境や地域によって育てやすさは変わりますが、今回ご紹介したグランドカバー植物はどれもあまり手がかからず、お庭をきれいに保ってくれる植物です。

すべて春に植え付けできる植物なので、グランドカバー植物を植えたいと考えている方は、暖かくなったらお庭にお迎えしてみてはいかがでしょうか。

4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い5/5

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いも整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

鈴森 真樹