帝国データバンク「定期調査:「食品主要195社」価格改定動向調査―2024年通年/2025年見通し」によれば、今年前半も物価高は続きます。

終わらぬ物価高に対応するため、収入を上げたいと考える人もいるでしょう。

とはいえ、普段周囲の平均的な年収はどれくらいなのか、確認する機会はあまりないですよね。

今回は国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」をもとに日本人の平均年収を深堀りしていきます。

1. 日本の平均年収はいくら?

国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」によれば、給与所得者のうち1年を通じて勤務した給与所得者数は5076万人(男性2887万人、女性 2189万人)となっており、平均年収は460万円です。

推移をみると平成26年の421万円から基本的には増加しており、令和4年に400万円台後半となり、令和5年には460万円となりました。

ただし平均的な給与は年代によっても異なるものです。次の章で年代別の平均給与を確認しましょう。