3. LVMHの2024年は業績伸び悩み...ハイブランド商品の売上は今後どうなる?

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ルイ・ヴィトンをはじめディオール、セリーヌ、フェンディなどを抱える高級ブランドグループ・LVMHは、2024年10月15日に第3四半期決算を発表し、連結売上高は190億7600万ユーロで前年同期比3%減と苦しい結果となりました。

パーソルキャリア株式会社が運営する調査機関「Job総研」が10月3日に公表した、282人の社会人男女を対象に「2024年 日本経済の意識調査〜賃金・物価編〜」によると、74.2%で過半数が景気の悪さを実感しています。

その理由には、「娯楽などに気軽にお金を使えない」(66.0%)、「自身の節約志向が強まっている」(46.9%)などがあげられました。

一方で、現在の消費意欲については、54.6%の過半数が「消費意欲がある派」と回答。その理由には「購入したいものがある」(42.2%)が最多です。財布のひもが固くなっている中で、ハイブランド商品の売上はどのように推移するのか、注目されています。

参考資料

中井 里穂