「経済的自立と早期リタイア」のことを、FIRE(ファイヤー)と言います。
理想の生活に向けて、FIRE(ファイヤー)を目指したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
家族の人数やライフタイルによって毎月必要な生活費は異なりますが、「月30万円の不労所得」があれば趣味やプライベートを優先しながら生活することができるかもしれません。
今回は、証券会社で富裕層担当の資産運用アドバイザーをしていた筆者の経験をもとに、「月30万円の不労所得」を目指す4つの方法をご紹介します。
また、総務省のデータをもとに1世帯あたりの平均消費支出についても解説します。
2025年からの目標の1つとして「FIREを目指したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
1. 【不労所得】FIREとは何か?まずは定義の整理から
たとえば、みなさんは「月に30万円の不労所得」があったらどうでしょうか。
不労所得とは、自らが仕事をしなくても得られる収入のことを言います。
仕事をしなくても不労所得が毎月30万円自分に入ってくればどのような生活ができるでしょうか。
お金や資産形成に興味のある方の中には、「FIRE(ファイヤー)」という言葉を聞いた方も多いのではないでしょうか。
FIREとは英語で「Financial Independence, Retire Early」の略で、日本語に直訳すると「経済的自立と早期リタイア」という意味です。つまり不労所得だけで生活をしていくことをFIREといいます。