2. 以前には「Ultimate Archangel I」も制作していた
投稿者であるゆっきーさんに、詳しい話を聞いてみることに。
今回話題となったエンジェルギター(Ultimate Archangel II)を作成する前には、「Ultimate Archangel I」も制作していたそう。
経緯をうかがうと、「高見沢さんの番組の『高見沢俊彦の美味しい音楽美しいメシ』に出演されていた、人気バンド四星球のまさやんさんが、ダンボールでエンジェルギターを作っていたことがキッカケで『私も作りたい!』という強い気持ちを抱き、Ultimate Archangel I の制作に至りました」と教えてくれました。
その際に制作したギターは、ご縁があって高見沢さんご本人にも見て頂いたそう。
ゆっきーさんは「2024年のゴールデンウィークに完成したのですが、その際、ファンレターとお礼も兼ねて四星球のまさやんさんとのDMのやり取りをきっかけに、高見沢さんご本人にも見ていただきました。オンエアを見た時は夢かと思いました。笑」と振り返ります。
3. 本物そっくりな「光る仕様」にも驚き
今回話題となったギターの制作時間は、およそ1カ月未満とのこと。こだわった点を尋ねると「今回のギター(Ultimate Archangel II)の一番のポイントは光ることです!」と教えてくれました。
ダンボールギターにはLEDが仕込まれているそうで、写真では美しく輝くギターの様子が確認できます。
ゆっきーさんは「初代のUltimate Archangel Iを制作した際に『次もしダンボールエンジェルギターをつくることがあれば絶対光らせるぞ!』と思っていました。本家の高見沢さんのギターも光ることが魅力の一つなので、LEDをなるべく本家に近い形で仕込むことに全力を注ぎました!」と振り返ります。
続けて「なるべく本家の大きさに揃えようと思っていたので、写真から縮尺を割り出して設計しました」と、大きさも忠実に再現していることを教えてくれました。
ギター制作の過程では、さまざまな困難もあったようです。
ゆっきーさんは「下絵の段階で手が真っ黒になってしまったり、細かい羽を切る時に、どうしても長い爪が邪魔だったりで、大好きなネイルアートも制作期間中は諦めていました。また、もともと器用な方ではないため、何度もカッターで指を切りました。『なんで作ろうと思ったんだろう?」と作業中何度も思いました」と話します。
こうしたエピソードからも、ギター制作に対する熱い想いと並々ならぬ努力がうかがえますね。