2.3 後期高齢者医療保険の保険料が増加している背景
後期高齢者医療保険の保険料が増加している背景には、「少子化」と「長寿化による医療費の増加」が主な要因として挙げられます。
日本では少子化が進んでいることで現役世代の保険料負担が年々増加しています。
さらに平均寿命が延び続けていることから、現役世代の負担の公平化を図るために、後期高齢者医療保険料が上がり続けているのです。
また、子育て支援を全ての世代で行うために、出産育児一時金を全世代で負担する仕組みが導入され、後期高齢者の保険料から支援することになったのも保険料増加の要因となっているのでしょう。