2. Xユーザーから「飼育員への励まし」のコメントが続出
質問コーナーでのやり取りが投稿されると、飼育員を励ますXユーザーからのコメントが続出しました。
返信欄には「悲しまないで~!まだ赤ちゃんなので、成長したら飼育員さんの顔を覚えますよ!笑」「きっと触れたとき『このおてては飼育員さんだ〜』と思ってくれています!でも絶対緑の服を着て行きたいです」「飼育員さん元気を出してください!緑の服の人は好きだけど、飼育員さんはもっと大好き!という差はあると思います!」といった激励が相次いでいます。
ほかにも「緑の服を着てたら、アオウミガメの赤ちゃんが追いかけて来てくれるなんて!有益な情報」「カメって色がわかるんですね。すごい!」といった驚きの声も集まっています。
3. カメは視力が優れており「紫外線も識別できる?」
飼育員の回答によれば「カメは目が良く、三原色に加えて紫外線も識別できるのではないかと言われています」とのこと。アオウミガメの赤ちゃんの「お客さんを追いかける」という行動も、優れた視力が関係していることがうかがえますね。
また、アオウミガメは海藻を主食とするウミガメだそうで、ウミガメ公園でも甲長30cm以上の個体には葉野菜を中心に給餌しているとのことです。
それらを説明した上で@umigame_kouenさんは「しかし、アオウミガメの幼体は肉食傾向が強く、当園の赤ちゃんアオウミガメには、茶色いカメ用の人工飼料(魚が主原料)を与えています。」「今回の質問者さんを追いかけたであろう子ガメは、緑色の物を食べているわけではないので、おそらく緑の人間として認識しているんじゃないかな〜と思います」と推測しています。
質問コーナー pic.twitter.com/1RuyhrBztg
— 道の駅ウミガメ公園【公式】 (@umigame_kouen) December 23, 2024
4. 「紀宝町ウミガメ公園」は、ウミガメ保護施設が併設された道の駅
三重県南牟婁郡紀宝町にある「道の駅 紀宝町ウミガメ公園」は、全国唯一のウミガメ保護施設が併設された道の駅で、ウミガメ保護・啓発活動の拠点です。
ウミガメ公園の施設入場料は無料。施設内にある「ウミガメ水族館」では、プールで泳ぐウミガメを見たり、おみやげショッピングを楽しんだりできます。
「道の駅 紀宝町ウミガメ公園オンラインショップ」では、オリジナルアクリルキーホルダー(680円)やナッツカメのぬいぐるみ(1100円から)などのグッズを販売中です。
また、紀宝町ウミガメ公園におけるウミガメの保護・海還活動のサポーター会員権である「ウミガメサポーター入会券(1年間)」は3000円となっています。会員特典は、「年4回の甲羅磨きへの参加権利」「保護していたウミガメを海に還す放流会などのイベントの案内」など。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「道の駅ウミガメ公園の飼育員に寄せられた質問」を紹介しました。
※価格はすべて税込み
参考資料
小野田 裕太