2025年がはじまりました。物価高が続く昨今ですが、2025年初めも引き続き物価は上がる見通しです。

帝国データバンク「定期調査:「食品主要195社」価格改定動向調査―2024年通年/2025年見通し」によれば、2024年の主な食品メーカー195社の飲食料品値上げは累計1万2520品目。2023年比べて約6割減少したものの、昨年も物価高は家計を圧迫しました。

同調査によれば、2025年1~4月までに値上げが決定している飲食料品は6121品目となっており、春にかけて昨年を上回る値上げラッシュが続く見通しとなっています。

物価高は止まるところを知らず不安な状況は続きますが、一方で教育費や住宅費用、老後費用などまとまった貯蓄が必要なタイミングが訪れたり、目の前に近づき焦ったりする方も多いでしょう。今年こそしっかり家計管理して計画的な貯蓄をしたいものですね。

今回は二人以上の世帯とひとり世帯に分けて、平均的な貯蓄額をみていきます。最後には家計の見直しや効果的な貯蓄方法も確認していきましょう。