【老後の貯蓄】貯蓄3000万円と貯蓄ゼロの割合は？60～70歳代の貯蓄の「平均と中央値」の実態

2. 現役時代から老後資金を増やす方法は？

60歳以上でまとまった貯蓄保有できる理由としては退職金や相続資産なども考えられますが、現役時代からの貯蓄もあるでしょう。

現役時代から老後資金を増やすために行いたいことは主に以下の3つです。

老後資金について考えるためには、まず老後の柱となる年金収入を確認することが大切です。

ねんきんネットであれば24時間365時間、年金の加入状況や将来の受給予定額が確認できたり、また条件にあわせたシミュレーションも行えます。

まずは受給予定額を確認したうえで、公的年金や私的年金などで毎月入ってくる老後の収入を増やすことを考えましょう。

たとえば国民年金のみであれば厚生年金に加入するような働き方を考えたり、厚生年金であれば収入を上げたりするのも一つです（上限はあります）。

公的年金だけでなく、個人年金保険やiDeCoといった私的年金で備える方法もあります。

先に貯金をして残りで生活する先取り貯金であれば、確実に貯蓄がしやすいです。

先取り貯金は家計収支が変わったタイミングで、定期的に金額や方法を見直すことが大切です。

特に貯蓄できる金額が増えた場合にきちんと対応することで、より貯蓄を増やしやすくなるでしょう。