1. 【60~70歳代】二人以上世帯で「貯蓄3000万円以上」は何パーセント?
J-FREC 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 二人以上世帯(2024年)」から、60歳代と70歳代の二人以上世帯について、貯蓄の平均・中央値、さらには「貯蓄3000万円」以上の世帯の割合を見ていきます。
※貯蓄額には、日常的な出し入れ・引落しに備えている普通預金残高は含まれません。
1.1 【貯蓄3000万円以上】の割合
- 60歳代:20.0%
- 70歳代:19.0%
貯蓄3000万円を達成している二人以上世帯は約2割となりました。
ちなみに貯蓄2000万円以上で見ると60歳代は28%、70歳代は27.9%となっており、3割近くとなっています。
多い印象もありますが、一方で7割の方は貯蓄2000万円以下となっており、まとまった老後資金を貯めることが難しいとわかります。