日本銀行「「生活意識に関するアンケート調査」(第100回<2024年12月調査>)の結果※」によれば、支出についての実績(1年前対比)が「増えた」と回答した人が59.1%となっており、2024年9月の56.4%に比べて増加しています※調査対象:全国の満20歳以上の個人4000人)。
同調査では今後1年間の支出を考えるにあたって特に重視することとして、「今後の物価の動向」との回答が最も多く69.3%になっており、物価高を気にする方は多いでしょう。
そのような中、老後資金としては記憶に新しいのは、金融庁が公表した「老後2000万円問題」がありますが、物価高のいまは3000万円以上欲しいと考える方もいると思います。
そこで、今回は60歳代と70歳代の貯蓄事情を見ていきながら、「貯蓄3000万円以上」の世帯割合や各年代の貯蓄平均と中央値をみていきます。老後資金の参考にご確認ください。