2.2 正社員と非正規雇用では賃金も大きく異なる
非正規雇用者は、一般的に正社員と比べて賃金も低いのが現状です。
厚生労働省の資料によると、時間あたりの賃金は正社員が2014円、短時間正社員が1900円であるのに対し、非正規労働者は1407円、短時間非正規労働者は1392円。
正規雇用と非正規雇用とで、約500~600円ほどの差が見られました。
3. まとめにかえて
正社員と非正規雇用者では平均給与に2.6倍もの開きがあり、その原因は賃金の低さにあると解説しました。
近年、不本意ながら非正規で働く人は減少傾向にあり、自分や家庭に合わせて働き方を選択する人が増加しています。
終身雇用が当たり前とされてきましたが、いまは転職により年収アップやスキル向上を目指すことが珍しくない時代です。
今後ますます働き方が多様化していくかもしれませんね。
参考資料
北川 和哉