1.3 【富裕層の資産運用・特徴3】利益が出たときに、どれくらい税金が引かれるのか確認する

資産運用にかかる税金を把握しておこう

資産運用にかかる税金を把握しておこう

出所:Roman Samborskyi/shutterstock.com

たとえば、食品や日用品などの買い物の際、「消費税を加えると合計金額がいくらになるか」チェックする方は多いのではないでしょうか。

では、資産運用において、どれくらいの税金がかかるのか把握できていますか。

お金持ちの方は、どのようなときに税金が、いくらくらいかかるのか、しっかり確認される方が多いです。

なぜなら、税金を差し引いた後の金額が、手取り額となるからです。

資産運用で得た利益に対して、通常「20.315%の税金」がかかります。

しかし、新NISAの制度を活用すると、通常20.315%かかる税金は、非課税になるメリットが得られます。

このように、税金についてお得な選択肢を知っているかどうかで、資産運用の手取り額が異なるため、お金持ちの方は最新の正しい情報を常に取り入れようと意識されていました。

ここまで、証券会社の元富裕層担当社員であった筆者の経験をもとに、「お金持ちの資産運用の特徴」を3つまとめてきました。

では、日本に富裕層はどれくらいいるのでしょうか。

次章で、富裕層の保有資産規模や世帯数などについて、詳しく見ていきます。