2. 退職金ごとの人数を検証「2000万円以下の人もいるのか?」
ただし、平均額はしばしば大きな金額に引っ張られる傾向があります。
そこで、退職金額ごとの人数も見てみましょう。ここでは常勤職員を抽出してみます。
2.1 退職手当支給額別退職手当受給者数(常勤職員の場合)
- 500万円未満:54人
- 500~1000万円未満:76人
- 1000~1500万円未満: 296人
- 1500~2000万円未満:2242人
- 2000~2500万円未満:4175人
- 2500~3000万円未満:851人
- 3000~3500万円未満:30人
- 3500~4000万円未満:7人
- 4000~4500万円未満:40人
- 4500~5000万円未満:24人
- 5000~5500万円未満:13人
- 5500~6000万円未満:2人
- 6000~6500万円未満:20人
- 6500~7000万円未満:4人
- 7000~7500万円未満:0人
- 7500~8000万円未満:1人
- 8000万円以上:0人
ボリュームゾーンが2000~2500万円未満の4175人となっており、やはり2000万円はひとつの目安となるようです。
ただし、勤続年数によっても退職金は大きく変わります。次章では勤続年数ごとの平均額も見ていきましょう。