1.1 65歳以上・無職二人以上世帯の平均貯蓄額の推移

  • 2019年:2218万円
  • 2020年:2292万円
  • 2021年:2342万円
  • 2022年:2359万円
  • 2023年:2504万円

この背景には、数年前に話題となった「2000万円問題」による貯蓄意識の高まりが影響している可能性があります。

また、貯蓄の内訳を見ると、最も多いのは定期性預貯金の846万円で、次いで通貨性預貯金が754万円、有価証券が480万円、生命保険などが413万円と続いています。

通貨性預貯金は前年から55万円(7.9%)増加し、有価証券も80万円(20.0%)増加しており、特に増加率が目立っています。

一方で、定期性預貯金は前年と比較して減少傾向にあり、貯蓄よりも投資を積極的に行う世帯が増えているとうかがえます。

では、65歳以上・無職夫婦世帯の1ヶ月の生活費はどのくらいなのでしょうか。