2. 4つの都道府県の「ローソンの店舗数」を比較すると…
ローソンの公式サイトによると、日本で二番目に「ローソンの店舗数」が多い都道府県は、大阪府です。気になる店舗数は、1195店舗(2024年2月末時点)となっています。
ローソンは大阪を地盤とした「ダイエー」の小型店事業として誕生。1975年に1号店が大阪府豊中市に出店して以来、長らく大阪府でのコンビニチェーン店舗数1位をキープしてきました。
しかし近年はファミリーマートとセブンイレブンの店舗数が増え、ファミリーマート1343店舗、セブンイレブン1290店舗と、どちらもローソンの店舗数を上回っています。
大阪府に次いでローソンの店舗数が多いのは、神奈川県の1060店舗。アンケートの選択肢にあった北海道は702店舗で6位、埼玉県は688店舗で7位でした。
ちなみに、国内のローソン店舗数は1万4643店舗。地域別に見てみると、関東エリアが4649店舗と最も多く、次いで近畿エリアの2667店舗、九州エリアの1405店舗となっています。
3. 大阪府の府内総生産は41兆3204億円
ここからは日本で二番目に「ローソンの店舗数」が多い大阪府について紹介します。
近畿地方の中部に位置し、 兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県に隣接する大阪府。府面積は1905.34平方キロメートルで、香川県に次いで日本で二番目に面積が小さい都道府県ですが、人口は877万5708人(2024年1月1日時点)と全国47都道府県で3位の規模。
府内には43の市町村があり、人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。
- 大阪市 275万7642人
- 堺市 81万7041人
- 東大阪市 47万8539人
経済面を見てみると、2021年度の府内総生産は名目41兆3204億円。府民所得は26兆8693億円でした。
いかがでしょうか。今回は日本で二番目に「ローソンの店舗数」が多い都道府県について紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2024年12月19日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- ローソン「売上高/店舗数」
- ファミリーマート「地域別店舗数 (2024年11月30日現在)」
- セブンイレブン「国内店舗数」
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 大阪府「大阪府民経済計算」
小野田 裕太