厚生労働省の「後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について」によると、少子高齢化の影響で、老後にかかる医療費の負担は今後さらに増えていくと見込まれています。

現在、後期高齢者の医療費は、窓口負担を除き約4割が現役世代の負担する支援金でまかなわれている状況です。

2025年度における後期高齢者医療制度の、被保険者1人当たり平均保険料額は全国平均で月額7192円となり、2024年度と比べ1.6%増加する見込みです。

このように老後の家計においても、少子高齢化の影響で保険料の増加が見込まれたり、物価高により食費や生活費の負担が増しています。

老後に向けた準備を今から少しずつ進めていくうえでも、今のシニア世帯の家計事情を参考にしてみるとよいでしょう。

そこで今回は、65歳以上・2人以上世帯の「貯蓄・年金月額・家計収支」は平均でいくらなのかグラフとともわかりやすくご紹介します。

老後の準備を進めたい方や、シニアの平均的な貯蓄額や年金月額について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。