さまざまなモノの値段が上がる中、住まいに関する出費を見直したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
住まいに関する出費は、家賃交渉や引っ越しなどを伴うので手軽に減らすのは難しい半面、うまくいけば月間で数万円単位の安定節約につながります。
こうした中、新築や築浅にこだわることなく、「築年数の長さ」を許容することで居住費用を抑えようとしている方もいらっしゃるでしょう。
株式会社三井住友トラスト基礎研究所の調査によると、賃貸マンションの経年が賃料に及ぼす影響は年率平均換算で約1%とのことです。
近年はDIYやリノベーションの注目度が上昇しているという背景もあり、「歴史あるもの」「生活感」が気にならなかったり、むしろ好きだったりするなど、築年数50年級の物件への引っ越しも選択肢になるという方もいらっしゃることでしょう。
しかし、築50年級の団地のなかには、浴室の設備が年月を経て古くなってしまったままになっているケースが見受けられます。
そこで今回は、古い団地などの住まいでも、毎日の生活をよりよくできる〈浴室の収納〉アイデアを紹介します。
1. 団地暮らしの浴室も快適に!簡単にできる〈浴室の収納アイデア〉3つ
「団地暮らしだけど浴室をスッキリ清潔に使いたい」お悩みを解決!1/6
gyro/istockphoto.com
「築古の団地に住んでいるけど、浴室の収納スペースが足りない」
「シャンプーボトルを床に置くと水垢が溜まって汚くなる」
そんな悩みを抱えている方もいるかもしれません。浴室はシャンプーやボディーソープ、洗顔用品など意外とたくさんの浴室グッズが並びます。
こうした浴室グッズをスッキリと片付けられるアイデアによって、団地暮らしの浴室もスッキリと清潔な状態に保てます。
1.1 設備が古い〈団地の浴室〉を快適にする〈浴室グッズの収納アイデア〉3つ
- マグネット式収納ラックでバスグッズを浮かせて収納
- 吊り下げタイプの収納ラックをフル活用!引っかけて収納
- 脱衣所に置き場をつくる&カゴにまとめて収納
2. 〈浴室の収納アイデアその1〉マグネット式収納ラックでバスグッズを浮かせて収納
浴室をスッキリさせる〈浮かせる収納〉2/6
Yummy pic/istockphoto.com
1つ目のアイデアは、マグネット式収納ラックを活用した「浮かせる収納」です。最近では、マグネットでくっつく浴室の壁を利用して、浴室グッズを浮かせて収納する方もたくさんいます。
浮かせる収納には、以下のような、さまざまなメリットがあります。
・汚れが溜まりにくくて乾燥させやすい
・掃除の負担が減る
・物の出し入れがしやすくなる
・浴室の床を広く使える
浮かせる収納は物を壁面にくっつけるので、床や棚に浴室グッズが直接触れることはありません。
そのため、水垢や汚れが溜まりにくくなるので掃除の頻度を減らせます。
また、床に浴室グッズを置く必要がないので、狭い浴室でもスペースを有効活用できます。
最近では風呂いすや洗面器などもマグネットでくっつく商品も登場しています。浴室内の多くのグッズを浮かせることで、浴室空間をスッキリと清潔に保てるでしょう。
一方で、団地暮らしの浴室は、古い場合は特に、壁にくっつけられないタイプの壁もあるでしょう。そんな時は、強力吸盤や吸着テープを使った収納ラックを活用するのがおすすめです。
これならマグネットでくっつけられない壁でも浮かせる収納を実現できます。
3. 〈浴室の収納アイデアその2〉吊り下げタイプの収納ラックをフル活用!引っかけて収納
吊るせる収納ラックで「浮かせる」のも◎3/6
key05/istockphoto.com
2つ目のアイデアは、タオルバーなどに引っかけて使える、吊り下げタイプの収納ラックを活用する方法です。
浴室内にタオルバーや室内干し用の物干しバーがあるなら、吊り下げタイプの収納を活用しましょう。引っかけて使う吊り下げタイプの収納ラックなら、浴室内に引っかけるところがあれば簡単に収納を追加できます。
浴室グッズを使う時だけ床に下ろして使用し、使い終わったらまたタオルバーやフックに引っかけて使うようにすれば、スッキリと片付けられます。
風呂イスや洗面器、お風呂用のスリッパや掃除道具なども、タオルバーに引っかけるようにすれば、しっかりと乾燥させられるので浴室も汚れにくくなるでしょう。
4. 〈浴室の収納アイデアその3〉脱衣所に置き場をつくる&カゴにまとめて収納
浴室スペースをスッキリさせるコツ4/6
TATSUSHI TAKADA/istockphoto.com
3つ目は、カゴに浴室グッズを入れて使わない時は脱衣室に置いておくアイデアです。
浴室の壁もくっつかない、タオルバーやフックも無い、もしくは小さくて収納できない、など、これまでのアイデアを活用できない場合は、浴室に物を置かないことで浴室空間をスッキリ清潔に保てます。
シャンプーやボディーソープなどの浴室グッズを全てカゴに収納し、銭湯のように入浴時にだけ持って入るようにしましょう。
お風呂から出る時に一緒に脱衣室に持って出ることで浴室内に浴室グッズを置く必要がなくなります。
浴室内に浴室グッズを置きっぱなしにすると水垢や湿気が溜まりやすくなるため、汚れやすくヌメヌメした状態になりますが、初めから浴室内に置かないようにすれば、浴室もも乾燥しやすくなるはずです。
脱衣室に持って出ることで、浴室グッズが入ったカゴも乾燥しやすくなります。カゴやシャンプーボトルなどもカビが生えにくくなるでしょう。
5. 現在の日本の住宅事情(令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計結果)
現在の日本の住宅事情5/6
y-studio/istockphoto.com
2024年4月30日、総務省より「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」が発表されました。
同調査によれば、日本の総住宅数は2018年から4.2%(261万戸)増となる6502万戸(2023年10月1日現在)でした。
総住宅数は1978年より右肩上がりに伸びており、増加率についても2018年の2.9ポイントから4.2ポイントへ上昇しています。
空き家率も13.8%と過去最高で、900万戸の空き家が存在しているのが日本の住宅の現状です。
6. 中古マンション価格の動向をチェック
株式会社東京カンテイが2024年11月21日に発表した中古マンションの「70m2換算価格推移」によると、2024年10月の首都圏中古マンション価格は前月比+1.1%の4864万円となりました。
都県別では、東京都が+2.9%の7170万円と6カ月連続の上昇となりました。
一方、埼玉県や神奈川県、千葉県はわずかながら下落しました。
近畿圏では主要エリアが軒並み上昇し、全体で前月比+0.6%の2901万円と上昇。
中部圏も前月比+0.5%の2268万円をマークし、愛知県では+0.5%の2399万円と揃って上昇しています。ちなみに、前年同月比がプラスとなったのは2023年9月以来とのことでした。
7. 団地暮らしの築古な浴室でも少しの工夫で快適に!
「理想の家」を諦めない!6/6
polkadot_photo/shutterstock.com
今回は、団地暮らしの浴室もスッキリと清潔な状態に保つ、浴室グッズをスッキリと収納するアイデアをご紹介しました。
水を使用する浴室は、湿気が溜まりやすく、汚れも溜まりやすくてカビも生えやすい場所です。
1日の疲れを癒してくれる浴室なので、キレイで清潔な状態を保ちたいですよね。
そのためにも、今回紹介した方法で浴室内をスッキリ快適な状態に保ちましょう。片付いた浴室をキープできれば、毎日のお風呂掃除の負担を減らすことも可能です。
今回紹介したアイデアは、工夫次第で誰にでもできる簡単なもの。ぜひ検討してみてください。
参考資料
- 総務省「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」
- 株式会社三井住友トラスト基礎研究所「経年劣化が住宅賃料に与える影響とその理由」
- 株式会社東京カンテイ「市況レポート 70m2換算価格推移」
LIMO編集部