3. 【NTTドコモ×ふるさとチョイス】経験者の記者にも新しい学び
記者は毎年ふるさと納税を行っているので、おさらいくらいの気持ちでいたのですが、レクチャーの中には新しい学びがいくつもありました。
たとえば、ふるさと納税の金額的なメリットです。1年間の寄付に対する自己負担額は2000円、返礼品の価値は寄付額の30%…このあたりは基礎情報ですが、ではいくら以上の寄付をすればメリットを得られるのか、分かりますか?
分岐点となるのは「7000円の寄付」。寄付額の30%は2100円で、自己負担額が2000円なので、通常の買い物より価値が100円上回る計算になります。
つまり、7000円以下の寄付だと普通に買い物した方がお得ということです。「まずは5000円くらいから始めてみよう」という人も多そうですが、これだとふるさと納税のメリットは生かせないことになります。
記者はこれまで書籍やネットの情報をもとにふるさと納税を行っていましたが、このように「分かったつもりになっていたけれど、たしかにこういうことだよね」という気づきを得られたのは大きな収穫でした。
4. 【NTTドコモ×ふるさとチョイス】ふるさと納税サイトを使いこなそう
くらしの相談会では、ふるさと納税の仕組みだけでなく、実際にどのように返礼品を選ぶのかということもレクチャーしてくれます。今回はふるさとチョイスとのコラボ企画ということもあり、店舗には同サービスで購入できる商品もいくつか展示されていました。
ふるさとチョイスは掲載自治体数が1788自治体、返礼品数が76万点以上(2024年10月時点)を誇る国内最大級のふるさと納税サイトで、決済方法も多岐に渡っています。カテゴリー別や寄付金額別などで探すこともでき、参加者は自分のスマホや店舗のタブレットを使って具体的なイメージを確認しました。
ふるさと納税は自分のためだけではないというのもポイントでした。竹内先生は「ラッピングに対応している自治体もあるので家族への贈り物にするのもよいし、被災地の復興のために寄付することもできる」と利用方法の幅広さを伝えました。
5. 【NTTドコモ×ふるさとチョイス】偽サイトによる被害にご用心
講座の最後に参加者に対して、竹内先生が注意を促したのが「偽サイトによる被害」です。年末の駆け込み時期になると、ふるさと納税サイトを装った偽サイトが増え、被害が拡大しているそうです。
見分けるポイントは以下の通り。
- ふるさと納税にはない割引や値引きの表記がされている
- URLや記載内容に怪しい部分がある
- 振込先が自治体以外になっている
せっかくのうれしい機会を台無しにしないためにも、これからふるさと納税をしようと考えている方は用心するようにしましょう。
参考資料
大蔵 大輔