1.1 【新NISAの新しい制度】「つみたて投資枠」と「成長投資枠」それぞれの違いは？
- 非課税保有期間：無期限
- 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」両方を利用可能
- 年間投資枠は、つみたて投資枠が「年間120万円」・成長投資枠が「年間240万円」
- 非課税保有限度額は1800万円（内、成長投資枠1200万円）※枠の再利用は可能
- つみたて投資枠の投資対象商品は「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」
- 成長投資枠の対象商品は「上場株式・投資信託等」
旧NISA制度では、「つみたてNISA」か「一般NISA」のいずれかを選ぶ必要がありましたが、新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を併用できるようになりました。
「少額ずつ積み立てていきたい方」や、「株主優待を目的に個別株に投資したい方」など、投資のスタイルは多様ですが、自由度の高い選択ができる新NISAを活用することで、賢く資産を増やしていくことができるでしょう。
なお、投資を始めたばかりの方の中には、「まずは積立投資から始めたい」という方も多いかもしれません。
そこで次章では、積立投資を行った場合の「資産の増え方」をイメージしていただくために、利回り1％から5％を想定してシミュレーションしてみましょう。
